昨年、「140kmクインテット」の一翼として、 夏の甲子園で優勝に貢献した湯田統真投手。
今年は、最速153kmを記録するまで成長を遂げ、「150kmトリオ」として、夏の甲子園に挑みます。
今回は、
- 湯田統真のプロフィール
- 家族構成や出身中学校
- 球速が上がった理由
について紹介して行きます。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
湯田統真(仙台育英)のwiki風プロフィール
参照:sportiva
- 名前:湯田統真
- 読み方:ゆだ とうま
- 生年月日:2005年12月31日
- 身長:181cm
- 体重:82kg
- 最高球速:153キロ
- 夏の甲子園背番号:10
昨年夏の甲子園で、「140キロクインテット」の一角として日本一を経験した湯田統真投手。
今年は、高橋煌稀(こうき)、仁田陽翔(にた・はると)と共に、「150キロトリオ」として、最速153kmを記録するなど、チーム最速右腕に成長しました。
湯湯田統真(仙台育英)の出身中学は泉崎中?
湯田統真投手の出身中学は、泉崎中学です。
福島県西白河郡にある中学校で、2022年度の生徒数は、学校全体で196人と全体的に少ないですね。
高校野球の多くの選手が、中学校で硬式野球チームに所属していることが多いですが、湯田統真投手は、泉崎中学で軟式野球をしていました。
小学校の頃からリトルリーグに所属はしていましたが、中学校入学当時は、そこまで野球への熱はなく、高校でも野球を続けるつもりはなかったそうです。
野球熱がなかった理由の一つに、泉崎中の同学年の部員が1人しかいなかったことが挙げられます。
そんな湯田統真投手が、高校野球に興味を抱くようになるのは、 父:利行さんと一緒に観戦しに行った仙台育英対鳴門の甲子園の試合です。
父:利行さんは元々仙台育英の選手で選抜にも出場したことがあり、この試合も父からの勧めだったそうで、試合を見た湯田統真投手は、甲子園で試合をしたいと思ったそうです。
その後、父の後輩にあたる仙台育英高校の監督:須江航監督と縁があり、須江監督が泉崎中を視察することになります。
その視察で、湯田統真投手のプレーを見た須江航監督は震えたとのこと。
当時、湯田統真投手は外野手をメインとしていましたが、元々軟式出身の須江航監督は、湯田投手のピッチャーとしての素質をすぐに見抜き、硬式になれるまでに時間はかかるが、必ずいいピッチャーに育つと感じたそうです。
実際、最速153kmを記録するピッチャーに成長しているので、本人の努力と素質もありますが、監督の選手を見る目が素晴らしいことも間違い無いですね。
湯田統真(仙台育英)の父は元仙台育英の選手
先ほど、湯田統真投手の父親の情報を書いていましたが、父は利行さんで、2023年8月時点で、43歳です。
元仙台育英高校の選手で、1998年の選抜高校野球大会で右翼手として出場しています。
1998年のセンバツで仙台育英のライトとして出場した父・利行氏
参照:sportiva
利行さんも仙台育英野球部OB。1998年の選抜高校野球大会には右翼手として出場した。決勝で息子の出場はなかったが「自分が生きているうちに白河の関を越えるとは思わなかった。また秋から頑張ってもう一度甲子園に連れてきてほしい」と涙ながらに話した。
参照:福島民友新聞
昨年、湯田統真投手は甲子園で試合に投げているので、親子で甲子園に出場したことになります。
2世代で甲子園に出場し、息子は夏の甲子園の優勝メンバーですから、父としては、とても誇らしいですよね。
母、兄妹の情報は?
湯田統真投手の母、兄弟に関する情報について調べてみましたが、具体的な情報は出てきませんでした。
ただ、仙台育英高校が今年夏の甲子園に出場するため、テレビで家族の紹介をされたり、インタビューで出演する可能性はあるかもしれませんが、父:利行さんが仙台育英高校出身ということもあり、メインは父親になりそうですね。
湯田統真(仙台育英)の最速球速は?
湯田統真投手は、高校野球東北大会ー盛岡第三高等学校との試合で、153kmを記録しています。
チーム内で最速だけでなく、2023年度の高校野球選手の中でも最速で、153kmを記録している投手は、宮城県古川学園高校の今野投手だけです。
ただ、本人は、
「ここ(仙台育英)のガンで自分か見たのが151キロなので、聞かれたらそう答えたいんですけど、150でいいです(笑)。スピードを出すための取り組みはしていないので、そこに注目してほしいとかも別にないんですよね」
参照:sportiva
と、あまり球速に対して強いこだわりがないそうです。
球速よりも、自分が投げてチームが勝つ!という方が大事なのかもしれませんね。
球速が上がった理由
昨年の時点で最速145km前後と球速はあったものの、コントロールが安定しないなど、荒削れな面が多かった湯田統真投手。
メディシンボールを使って、無駄な力を省きながら投げるためにはどうしたらいいかを考えながら、ひたすら練習を反復。
そして、ある日、左足の踏み出す時の力の抜き具合と腕を振る時の力の入れ具合が大事になることに気づき、湯田統真投手のピッチングに安定感が生まれたそうです。
また、メディシンボールのトレーニングとウエイトトレニングの相乗効果で体重も88キロまで増え、より体の安定感が増しました。
元々の身体能力もありますが、論理的に考え、どうすればピッチングが安定するかを考え続けた湯田統真投手の努力が最速右腕の結果を生み出しているのですね。
まとめ
ここまで、湯田統真投手について紹介してきました。
最後に、本記事のまとめをしてみましょう。
- 湯田統真の出身中学は泉崎中
- 最速153kmを記録するプロ注目のピッチャー
- 父は、元仙台育英高校の選手で親子2台で甲子園に出場
今年の仙台育英高校には、3人の150kmピッチャーがおり、甲子園優勝候補と言われています。
湯田統真投手の活躍が楽しみですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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