日本のロックバンドとして活動されているヨルシカ。
コンポーザー(作曲家)として活動されていた「n-buna」さんがワンマンライブに来ていた「suis」さんをボーカルとして迎え入れたことで結成することになったヨルシカですが、顔出しをせずに人気となったバンドとして活動しています。
また、サポートメンバーとして、今年大活躍のキタニタツヤさんとも関係があり、ヨルシカも今年は紅白に出場するのではないかと、今注目されています。
では、どうしてヨルシカは顔を出して活動しないのでしょう?また、キタニタツヤさんとの関係はいつ頃から続いているのでしょうか?
- ヨルシカは紅白に出場する可能性がある?
- なぜヨルシカは顔を出さないで活動するのか?
- 今後は顔出しの可能性はある?
上記の内容を中心に紹介していきたいと思います。
ヨルシカとキタニタツヤは2024紅白出場か?活躍が凄い!
Wikipediaから引用
ヨルシカは、2017年にデビューしてから、「だから僕は音楽を辞めた」や「盗作」「ただ君に晴れ」などのヒット作を次々と生み出し、若者を中心に人気となっていったバンドです。
2024年現在も、アニメ「葬送のフリーレン」のOPテーマ「晴る」や、アニメ「チ。-地球の運動について-」のEDテーマ「アポリア」も手掛けており、その活躍ぶりは留まるところを知りません。
(1)NHKへの貢献(2)ビルボードジャパンのトップアーティストチャートにランクイン、これらは紅白の選考基準として考えられるため、今年の紅白歌合戦に出場する可能性が高いのではないか?と言われています。
また、ヨルシカのサポートベーシストとしてライブなどに参加されることも多い、キタニタツヤさんも2023年のアニメ「呪術廻戦」のOPテーマ「青のすみか」で同年に紅白出場しています。
サポートベーシストのキタニタツヤは2024年も大活躍
X キタニタツヤから引用
ヨルシカのサポートベーシストのキタニタツヤさんは、2024年も大活躍でした。
GEMN(中島健人とのユニット)としてアニメ「推しの子」の2期OPテーマ「ファタール」を手掛けて大ヒットとなるなど、その活躍ぶりは当分止まることはないでしょう。
キタニタツヤさんも同じく、2024年の紅白に出場する可能性があると言われています。
ただし、ヨルシカはテレビに出演したことがない他、そもそも顔出しで活動しているわけではないため、紅白に出場する可能性はあまりないのではないかとも考えられています。
しかし、紅白は昨年Adoさんが行ったパフォーマンスのように、顔出しをせずに歌うことができるため、紅白側としては出演を打診するのではないか、といったうわさが浮上しています。
紅白は、11月の中旬から段階的に出演者が発表されるので、今後、ヨルシカの出演情報が出てくるのか注目ですね!
ヨルシカが顔を出さない5つの理由(n-bunaのポリシーとsuisの想い)
YouTube「斜陽」から引用
紅白に出場してほしいという声が多数聞こえるヨルシカですが、デビューしてから一度も顔を出して活動していないのは有名ですね。
では、どうしてヨルシカは顔出しをしないで活動を続けるのか、その理由について紹介していきます。
①音楽に集中してもらうため
まず一つ目に、「音楽に集中してもらいたい」というn-bunaさんのポリシーがあるためです。
ヨルシカに関しては、メンバーのプロフィールですら一切外に向けて出しておらず、顔出しをしていないのもその一つです。
また、とあるインタビューでsuisさんが、n-bunaさんのポリシーについてこのように語っています。
「作者が作品より前に出ないようにしたい」
MOVIE WALKER PRESSから引用
アーティストの顔や人柄には一切触れずに、ヨルシカの音楽だけに集中して聞いてもらいたいという思いや、情報を一切出さずに、純粋に音楽を楽しんでほしい思いがあるのでしょう。
②プライバシーの保護
二つ目に、「プライバシーの保護」という理由もあります。
メンバーのプロフィールなどを公表しないことで、プライベートなどを守ることに繋がります。
また、suisさん自身は、n-bunaさんの顔出ししないことを支持しつつ、
n-bunaくんは『純粋に音楽を聴いてほしい』という崇高な気持ちがあってそうしていますが、私の場合は感性も一般人だし、顔が知れたらなにをされるかわからないという恐怖があるので、絶対に顔を出したくないんです
MOVIE WALKER PRESSから引用
と、顔出しをすることで、いったい何をされるのかがわからない恐怖心があるため、顔出しをしたくないという思いを持っているようです。
ヨルシカに加入する前は、特に音楽活動をしていたわけではないsuisさんですから、今でも一般人と同じ感覚を持ち続けているのでしょう。
③アーティストとしての一貫性
三つ目は、「アーティストとして一貫性」を保つことでしょうか。
ヨルシカは、顔出しを一切しないため、「覆面アーティスト」とも呼ばれます。
顔出しなど、プライベートなどを一切公表しないことで、日常生活で人に注目されることがなくなります。
そうすることで、音楽に集中することができ、音楽に一貫性を保つことも可能となります。
「リアル」を放棄することによる副次的効果として、話題性も獲得できるし、日常生活のストレスも感じることはないし、さらには、ネットの世界で活躍していたアマチュア時代とシームレスな形で活動ができるのだ。そう考えると「覆面」を外す理由などまったくない。そう、「覆面」は構造的産物なのだ。
文春オンラインから引用
④GReeeeNの影響
4つ目は、覆面アーティストとして一番有名でしょう、「GReeeeN」の影響があると思います。
GReeeeNもヨルシカと同じ、顔出しを一切していないことで有名ですよね。
GReeeeNに関しては、メンバーの名前も公表していますし、本業が歯科医師ということは知られていますね。
ヨルシカは、一切プライベートを公表していないのですが、楽曲など世界観が似ている部分があります。
一般的にはヨルシカは陰、GReeeeNは陽の感情を描いているという印象が強いかもしれない。しかし、実はGReeeeNには「ジュブナイル」のように孤独や人間のネガティブな部分にフォーカスを当てた楽曲も少なくない。そして何より、“顔出し”をせず音楽や歌の力に重きを置いて活動している点や、ドラマ作品などを彩る楽曲を得意とする点、そしてあらゆる人の感情と並走しそれぞれの哲学を伝え続けている点は2組に共通している。
Real SOUNDから引用
⑤ミステリアスな魅力の演出
5つ目は、「ミステリアスな魅力を演出する」ため、顔出しをすることをしないのではないかと思われます。
顔出しを一切していないヨルシカが、自分たちの曲を表現するためには、ミステリアスな魅力ある世界観のMVがファンの人たちとのコミュニケーションツールとなります。
そして、歌詞に描かれる情景や風景、心情は顔出しをしないことで、視聴者の方たちが自分たちで考えることもできるようになります。
純粋に、アーティストの顔を見ないで、自分たちの世界観を楽しんでほしいという思いがあるのでしょう。
ヨルシカはライブでは顔出ししている?
Skream!から引用
一切顔出しをしていないと言われているヨルシカですが、実はライブでは顔出しをしている、という話を聞くことがあります。
実際、本当に顔出しをされているのでしょうか?見ていきましょう。
似てると噂の芸能人の顔イメージ(n-buna/suis)
まず、こちらが数少ないライブでの顔出しの写真となります(2016年)↓
音楽ナタリーから引用
真ん中にいるのがボーカルのsuisさん、右にいるのがn-bunaさんと思われます。
お2人の顔については、ライブの最前席でやっと顔が見れるといった感じらしいです。
n-bunaさんの語りがめちゃすこ
あとsuisさんかわいい
引用:やすくらさんX
ライブに行ったファンの方が、お2人がどの芸能人に似ているかをちらほらと話題にしています。
ボーカルのsuisさんは、同じくシンガーソングライターの「miwa」さんや「YUI」さんに似ているという声が多いです。
スポニチ・ORICON NEWSから引用
もしかしたら、suisさんはキレイなお顔をされているのかもしれませんね。
n-bunaさんは、「アンジャッシュ渡部」さんに似ているといった声が多い印象です。
スポニチから引用
また、こちらの白シャツを着ている男の人が、もしかしたらn-bunaさんかもしれないという噂もあります。
youtube藍二乗から引用
n-bunaさんは、親しみがある好青年という感じなのかもしれません。
ちなみに、n-bunaさんの画像と思われるものも出てきています↓
Xユーザー9⃣Klaynさんから引用
ですが、こちらはPENGUIN RESESRCHのベーシスト「堀江晶太」さんで、n-bunaさんではないため、ガセと思われます。
どうして、このような間違いが発生したのかはわかりませんが、もしかしたらお2人の顔が似ているのかもしれませんね。
ヨルシカが今後顔出しやメディア出演の可能性は?
では今後、ヨルシカが顔出しを解禁したり、メディアに出演する可能性はあったりするのでしょうか?
その可能性としては、「0」とは言えないと思われます。
なぜなら、同じように最初は覆面アーティストから、顔出しを解禁して人気が爆発したアーティストも多いからです。
「YOASOBI」さんや「Ado」さんと言った、一定の人気が出てからメディアなどに出演し、さらに人気を集めた前例があるからです。
スポニチから引用
AdoのXから引用
正確に言えば、Adoさんはメディアに出演されることは少ないですが、ライブでは演出で顔を隠しているようでも、モニターで顔が結構見えてしまっていることもあるそうです。
ヨルシカも今後メディアや顔出しを解禁する可能性があるかもしれません。
YOASOBIのパターンや他にもある?MISIAの顔出しパターンは?
ただ、もし顔出しを解禁したとしても、YOASOBIのようなパターンで解禁する可能性や、違った形で顔出しをする可能性もあると思われます。
例えば、今では国民的なアーティストとなった「MISIA」さんは、最初のころは正面の顔でジャケット写真を撮影されることはなかったりしました。
MISIA公式ホームページから引用
現在では、可愛らしい顔と言われるMISIAさんですが、当時は美形とは言われず、ビジュアル戦略に苦労されていたそうです。
そのため、このようなうつむき加減で横向きでジャケット写真を撮影することが多かったそうです。
現在は、歌番組やメディアに出演されることが多くなったため、正面を向いてジャケットを撮影されることもそれなりにあります。
MISIA「傷だらけの王者」から引用
もし、ヨルシカが顔出しを解禁するとするならば、横向きであまり顔が見えない状態で解禁されるパターンもあるかもしれませんね。
ヨルシカとキタニタツヤとの関係も凄い!コラボレーションの背景
THE FIRST TIMESから引用
ヨルシカの紅白出場が期待されている中、ベースのサポートメンバーとしてライブに出演されているキタニタツヤさんとの関係はいつから続いてるのでしょうか?
キタニタツヤさんとの関係を含めて、紹介していきたいと思います。
キタニタツヤって誰?音楽的な共通点!
まず、キタニタツヤさんについて簡単に紹介していきたいと思います。
シンガーソングライターとして、アニソンなどを歌われているキタニタツヤさんですが、その前は、n-bunaさんと同じ「ボカロP」として活動。
2014年ごろから「こんにちは谷田さん」の名義でボカロPとして活動していました。
2017年には、ボーカロイド曲「芥の部屋は錆色に沈む」が、動画投稿サイトで自身初の10万回再生を記録されました。
この楽曲をきっかけに、キタニタツヤさんはシンガーソングライターとして活動を始めることになります。
シンガーソングライターとしての活動を始めようと思ったきっかけも、そもそもボカロ名義で出していた“芥の部屋は錆色に沈む”という曲が初めて10万回再生されて、その曲のアコースティックアレンジの評判が意外とよかったから今の活動をやっているんです。
CINRAから引用
n-bunaさんも、2012年からボカロPとして活動を始め、2014~2015年ごろのボカロPの代表的な人物として有名になりました。
お2人は、同じ時期にボカロPとして活動されていたようです。
ヨルシカを主宰しているn-bunaくんは、もともとボカロP時代からの仲間で。同い年だし、仲のいい友達。
CINRAから引用
そのn-bunaさんから誘われて、ヨルシカのバンドのサポートメンバーとして一緒に活動しているのです。
彼に「バンドやるからキタニがベース弾いてくれんか」と言われて。僕がメインで弾く楽器はベースだけど、当時からドラムも打ち込んで、ひとりでギターもベースも弾くスタイルでやっているんで、とりたててベーシストという意識はそんなにないですね。
CINRAから引用
現在は、n-bunaさんはヨルシカとして、キタニタツヤさんはシンガーソングライターとして活動しているため、ボカロPとしての活動はできてないかもしれません。
ただ、お2人の関係性は、同じ音楽をしていたという共通点があったからこそ、現在も一緒に活動しているのでしょうね。
ファンの反応と今後の展望は?
そんな活動をされているキタニタツヤさんとヨルシカのファンの方の反応はどのようなものがあるでしょう。
紅白にヨルシカが出場するの永遠に待ってる。
顔出ししなくてもちゃんと音楽で評価されるようになった今の時代良いなと思います。
引用:橋本ひろみ@ボカロPさんX ゆうきさんX
ヨルシカの音楽はファンの間でもしっかりと評価されているようで、紅白やメディアに露出を期待する人もいた印象でした。
ただ、ヨルシカはメディア露出をもちろん公表していませんし、ライブなどを中心に活動をされていくでしょう。
キタニタツヤさんも、ヨルシカのサポートメンバーとして、またシンガーソングライターとしてアルバムや、ツアーに参加するなどを公表されています。
今後も、現在と同じような活動を続けていくのでしょうね。
まとめ|ヨルシカが顔を出さない5つの理由は?キタニタツヤとの関係も凄い!
今回は、ヨルシカが顔を出さない理由や、キタニタツヤさんとの関係について紹介してきました。
- ヨルシカは紅白に出場する可能性は低い!
- 顔を出さないのは、純粋に音楽を楽しんでほしいことや、プライバシーを守りたいなどの理由がある
- 今後も顔を出して活動することはない可能性が高い
上記の内容を中心に紹介してきました。
ヨルシカがどうして顔を出して活動をしないのか、それはヨルシカという世界観と音楽を楽しんでほしい所と、顔を出してプライベートを危険にさらしたくないという、しっかりとした思いをもって音楽活動をされていましたね。
また、シンガーソングライターのキタニタツヤさんとの関係は、n-bunaさんと同じボカロPとして同時期に活動しており、その仲から、バンドのベーシストとしてサポートを頼まれたことも分かりました。
今後も、ヨルシカとキタニタツヤさんの関係は続いていくのではないでしょうか。
顔出しを解禁することはないと思われますが、これからもヨルシカの世界観を楽しめる音楽を作り続けてほしいですね。
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