やす子【芸人】の生い立ちや学歴と家族構成は？24時間テレビマラソンで恩返し

「はい〜」でお馴染みのお笑い芸人のやす子。

迷彩服の衣装が特徴で、2023年ブレイク芸人となりレギュラー番組も増え、テレビやCMにと多忙を極めるやす子が、今年の24時間テレビのチャリティーマラソンのランナーになりました。

やす子の家庭環境は複雑で学生時代は辛い思いもしたようです。

現在の明るいイメージとかけ離れた人生を送ってきたやす子が、今回のマラソンで「みんなに知ってもらいたい」と強い気持ちを込めてゴールを目指し走ります。

やす子の生い立ちや現在の家族の状況、マラソンに対する思いを調査してみましたので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

やす子【芸人】の24時間テレビのマラソン大丈夫？大炎上予定？中止も？

引用：goo ニュース

近年の気温の上昇にともない、日中の屋外での運動については控えるように言われているのにもかかわらず、今年も行われる日本テレビの24時間テレビチャリティーマラソンには、世間から厳しい目が向けられています。

先日、フジテレビの27時間テレビの100kmマラソンで、井上咲楽が途中で急性胃腸炎のためドクターストップとなった件もあり、発表後には注目されました。

7月21日放送の「シューイチ」では、岩田絵里奈アナウンサーが、暑さ対策としてスタートの時間を気温が下がる夜の8時頃を予定し、スタート地点の過去10年間の平均気温はおよそ26度と説明していましたが、日中も走るから危険だという声も多いです。

水分補給の徹底や専門スタッフによるペース管理を行い、無理なく走ることができる環境を整えるといわれていますが、最近は多忙で4時間程度しか睡眠時間がなかったり、現在は76kgに体重が増えたと話すやす子には危険なのではという声もあります。

ただ、番組側は、やす子のために極秘チーム「ＹＳＳＴ」を結成したといいます。

「ＹＳＳＴは番組スタッフの中から選抜された３０人ほどで構成された精鋭チームです。全員が１００キロマラソンを完走できる体力があり、救命講習を受けています」（番組関係者）

引用：東スポweb

また、医療チームが待機したり、エアコン・ベッド完備のキャンピングカーを並走させるなど、熱中症対策も入念とのことです。

日本テレビは今回のマラソンに関して、「熱中症予防のため、暑さ指数が基準値を超えた際は中止する場合があります」と注意書きが表示されていたが、どの段階で中止となるのかは明記されておらず、大々的な募集をかけているにもかかわらず、中止の場合の代替案なども発表されていないことが、炎上する理由にもなっています。

引用：24時間テレビ【公式】X　

やす子が挑戦する24時間テレビマラソンのコースや何キロ？ルールの詳細は？

24時間テレビのマラソンのコースや距離は、まだ発表されていません。

以前、間寛平さんが挑戦したときに視聴者がコースに押し寄せ中止になって以来、コースや距離は当日発表されるようになりました。

過去のマラソンランナーとコースや距離から、今回も100kmぐらいの距離で、交通量が多い道路では、歩道が完備されていて安全に走れるルートになるのではないかと推測されます。

やす子はマラソン完走に向けて練習する日々

引用：やす子　X

やす子は、24時間テレビのマラソン出場が決定してから、コメント欄などで心無い言葉を受けることが多くなったようで、精神的にも疲れているようです。

「仕事が終わって、大好きなTwitter開いたら、デマ記事が拡散されて、酷い言葉を使って沢山の人が攻撃してきて本当に本当に疲れちゃった」

引用：やす子　X

しかし、時間がある日は「ランナーの朝ご飯」「ランナーの夕ご飯」など、自分で作った食事をXに投稿したり、マラソンを完走するために練習をしていることを明るく報告しています。

引用：やす子　公式X

今年のチャリティーマラソンでは、33年目にして初めて目的別募金を開設し、「児童養護施設募金」のために走り、全国600ヶ所以上の児童施設、約4万7千人の児童のために寄附の全額が使われます。

やす子は「自分も募金させていただきますし、ずっと募金していただけるよう長く走ろうと思います」と意気込み、「一人でも多くの人が児童養護施設の子どもたちのことを気にかけてくれるよう一生懸命走ります！」

気温のことなどもちろん心配なことの方が多いですが、明るくがんばる彼女の姿勢を見ていると、まずは応援したくなりますよね！

やす子【芸人】の家族構成は？

引用：やす子　公式X　2024/4/14

やす子の家族は母と妹の3人家族です。

やす子の母親は2度の結婚と離婚をしていて、やす子と妹は異父姉妹で、やす子が最初の父親の子で、妹は再婚した父の子です。

やす子は実父はもういないものと思って過ごしていたところ、芸人としてテレビに出始めると、知らない人からリプライがあり、自分の個人情報や生まれた日時が書き込まれたそうです。

このリプライがきっかけとなり、父親と久々の再会を果たし、芸人をやっていて良かったと思えたそうです。

引用：やす子　X

18歳から22歳まで交流がなかった母親とは、お笑い芸人としてイベントに出たときに偶然再会したそうで、今では一緒に旅行に行くようになっています。

母と妹をはじめて温泉につれていってあげた時は、お母さんもとても喜んでいたそうで、お母さんから「ちょっと、はい ～! って言ってよ」って言われて。

それで自分が「はい～」って言ったら、隣にいた妹が「わあ～本物そっくり」って言って「バカだな～」って思って、と、家族旅行での思い出を振り返った。

やす子【芸人】の生い立ちや学歴は？

引用：abema times

やす子の父親は、やす子が2歳のときに突然蒸発してしまいます。

引用：しゃべくり007

母親はその後再婚し、5歳違いの妹が生まれますが、その継父とも離婚してしまいます。

母子家庭となった家族はとても貧乏で、食べるのもままならない状態に陥ります。

当時のことをやす子自身「うちは家庭環境が貧しくて、テレビがなかったり洗濯機がなかったり」と語り、母親は仕事で家を空けることが多く、妹と家で過ごすことが多かったようです。

給食当番の日は余った牛乳やパンを持ち帰り、お腹を空かせた妹に食べさせ、本人も「給食以外食べないことが多い」、「夜ご飯も1分くらいで終わった」と語り、夏休みは給食がないため地獄だったようで、スーパーで50円で買えるパンの耳を食べて飢えをしのいだという。

パンの耳を油で揚げ、砂糖をかけたものを作って妹に食べさせると、「お姉ちゃん美味しい」と言って笑顔になってくれたのが嬉しかったそうです。

引用：オリコンニュース　やす子の幼少期

やす子が14〜15歳の頃に交通事故に遭うと、人間関係も家庭環境も悪化し、学費も払えないほどの状態になってしまいます。

その時の心境は「人生を辞めちゃおうかな」と思うくらいだったと思い返しています。

高校に進むと「○○ちゃんって、ほんと女子だよね」と言ったことがきっかけで、クラスメイト全員から無視をされるいじめを受け、3年間ずっとトイレでご飯を食べていたようです。

本好きなやす子の高校での唯一の居場所は図書館だったようで、今の明るいキャラクターからは想像できない学生生活を送っていました。

高校3年生の時には、心が疲れてしまって、学校をかなり休んでしまったようです。

その経験から「休んだからって人生に影響はないので、心や身体がつらい人は気兼ねなく休んでいいんだ」ということを、今、学校に行けなくて困っている子供たちに伝えたいと話していました。

やすこ【芸人】と自衛隊との関係は？

引用：やす子　X

やす子は高校卒業後の2017年、自衛隊に入隊しています。

やす子は高校生のときに児童養護施設に保護されていたため、18歳になると施設を出ていかなければならなくなります。

やす子は大学に行きたいと思っていましたが、やす子がいた施設で大学に通った子はいなく、自身も大学への進学を諦め、就職先を探します。

就職先もアパートを借りることはできないため、住み込みで働けるところを探したところ、山口県にはパチンコ屋か自衛隊の2択だったそうです。

パチンコ屋は面接で落ちてしまいましたが、無事、自衛隊に入隊することができました。

入隊した自衛隊も2年で辞めてしまいます。

辞めた理由についてやす子は、「勘だったんですよ。“やーめよ”くらいの」という、軽いノリだったようです。

自衛隊での生活は楽しかったようで、辞めるときも上官からは反対されたようで、「ご飯、自由におかわりしていいから」というユニークな条件で引き止められたと、笑って話しています。

自衛隊にいた頃のことをやす子は「人生の中で愛されているなと実感する時期でした」と話し、自衛隊にいた頃の恩を返したい気持ちでいるそうです。

今の迷彩服の衣装もその気持ちから、月の1回の訓練や災害派遣のときには出動できるようにしているからだそうで、今も現役予備自衛官です。

実は、2歳の頃に失踪した父も元自衛官だったそうで、記憶がないながらも自然と自衛官になるようになっていたのかもしれませんね。

やす子【芸人】は24時間テレビで児童養護施設に恩返し？

引用：日刊新周南　養護施設の様子

今回、やす子はなぜマラソンに挑戦するのでしょうか。

そこには、やす子が育ってきた環境が大きく関係しています。

今回は児童養護施設の子供たちのために走るという思いを会見でやす子は語っています。

テレビに出始めた頃は「児童養護施設にいました」って言ったときに、引かれたり、タブーな存在になっていて言わなくなっていったと語るやす子。

今回の会見で「偽りで明るくやってると思われたり、かわいそうと思われたりすることを避けたくて」と今まで口にしてこなかった理由を告白しています。

「現状を知ってもらいたいと同時に、もっと注目していただき、児童養護施設にいる子どもたちが豊かになればなと。もっともっとその子たちが明るくなったらと思ったらいいなと思います」と願いも語っています。

匿名でランドセルや鉛筆などが贈られることがあった施設での生活は、「それがすっごくうれしかったんです。誰かが自分たちのことを気にかけてくれるんだなということが、すごくうれしいんですよ。周りの人は壮絶な家庭環境の子が多かったので、本当に愛が足りないという感じだったんです。愛情に飢えてる子ばっかりだったので」と振り返っています。

やす子は施設での生活は、テレビのチャンネル争いや自由に使えるお金は少なかったが楽しかったとも言っています。

「8年前までは進学を諦めたりしなきゃいけない環境にいたが、芸人になって見たかった景色が見られているので、どこの環境にいても大丈夫だと伝えたい」と力を込めていました。

今年のチャリティーマラソンでは、「児童養護施設募金」のために走り、全国600ヶ所以上の児童施設、約4万7千人の児童のために寄附の全額が使われます。

「お世話になっていた児童養護施設に恩返しをするために全力で走りたいと思います。寄付金の全額が全国600ヶ所以上の児童養護施設に届きます。そこで暮らす子供達がより豊かに生活できるよう頑張ります。
はい〜！」

引用：公式X　24時間テレビ　ランナー発表の投稿より

やす子【芸人】の生い立ちや学歴と家族構成は？24時間テレビマラソンで恩返し｜まとめ

今年の24時間テレビのチャリティーマラソンのランナーとなったやす子について調査しました。

• 24時間マラソンは中止について注意書きはあるが、基準や代替案については明記されていない
• マラソンのコースと距離は当日にならないと発表されないが100kmぐらいだと思われる
• 両親は離婚していて、妹とは異父姉妹の3人家族。
• 母子家庭で育ったため貧乏だった
• 高校生の頃は児童養護施設で育ち、いじめにあっていた
• 自衛隊は2年で辞めたが、人生の中で一番愛を感じたところなので、衣装も迷彩服にしている
• チャリティーマラソンの募金は児童養護施設に全額寄附する

テレビでは明るく元気なやす子ですが、昔はご飯を食べることにも苦労し、高校時代にはいじめに遭い、児童養護施設での生活を余儀なくされていますが、やす子は全部楽しい思い出だと話しています。

今回のマラソンは過酷な状況の中を走ることになりますが、ゴール目指して頑張っている姿を、同じ境遇で過ごす子供たちに見せ、勇気を与えらるといいですね。