安楽宙斗が強い秘密は母のアレ！父がきっかけの競技人生と家族構成

パリオリンピックに初出場が決まった安楽宙斗選手は、現在まだ17歳の若さで金メダル候補です。

パリ五輪からスポーツクライミングは「スピード」が独立種目となり全2種目になったことで、獲得できる金メダルの数も倍に増えました！

このため出場選手が東京五輪の40名からパリは68名へと増え、これからさらに注目を集めることになります。

近年は、クライミング（ボルダリング）ができる施設も増え、身近なスポーツになっていますよね。

安楽宙斗選手も近所のジム「グリーンアローボルダリングパーク八千代店」に小学2年生から通っています。

安楽選手の名前「宙斗」の由来も気になるし、まさかの母親からのマッサージのエピソードも必見です！

安楽宙斗の名前の読み方と由来は？

安楽宙斗選手の名前は「あんらくそらと」と読みます。

「宙斗」という名前は、あまり見かけない名前ですが、どんな由来があるのでしょうか？

引用：日本経済新聞

父親が宇宙好き

安楽宙斗選手のお父さんは、宇宙好きで、名前の由来もその宇宙からきています。

宙斗という名前の由来は？

「お父さんが宇宙が好きで、宇宙のように広い心を持ってほしいということで『宙』。確か『と』を付けたくて、北斗から『斗』を取ったと聞きました」

引用：CLIMBERS

宇宙好きで、「宙」という字を使う名前はよく見かけますが、「斗」と組み合わせるのは、今まで見たことがありませんでした。

安楽宙斗選手のパリオリンピックでの活躍で、今後「宙斗」という名前の新生児が増えるかもしれませんね！

安楽宙斗が強い秘密は母のアレ！【アロママッサージ】

トップアスリートの活躍の裏側では、家族のサポートが支えになってるストーリーは定番ですよね！

食事面や練習のサポートなど形は様々です。

安楽宙斗選手の場合は、少し変わっていて、母親のアロママッサージが競技のサポートになっているそうですよ！

高校生の男の子が母親のアロママッサージを日々受け入れてくれる、、しかも色々な話しができる・・・こんな事は、子を持つ母親からしたらとんでもなく羨ましい話しですね。。

引用：STORY（右は母・久美子さん）

小学2年生から母のアロママッサージ

安楽宙斗選手は、小学2年生からお母さんのアロママッサージを受けています。

競技は心身の疲労が大きいので、リラックスする時間を持つことが大切。小2の頃からアロママッサージの時間を設けています。その時は顔が見えないからか、その時はいろいろな話をしてくれる、時には悩みを話してくれたり。すぐに眠ってしまうことも多いけど。どんな言葉がけより、アロママッサージをする時間のほうが心の距離が縮まったのかもしれないね。

引用：STORY

こういった機会に親子の会話を自然にできて、心の距離が縮まるのはいいことですね！

久美子さん自身はクライミングのアドバイスはできないものの、親として安楽選手のわずかな変化にも気づいてあげれているのではないでしょうか？

母はアロマセラピストのサロン経営者

安楽宙斗選手の母・久美子さんは、介護士として働く傍らでアロママッサージの勉強もしていたのだとか。

自身のアロマサロンを昨年オープンしています。

久美子さん自身、長年ストレス性の体調不良に悩まされ、その度に何度もアロママッサージに助けられました。

また、ガン治療と闘っていた友人との出来事もあり、アロマケアを学ぶようになったそうです。

ガンで余命宣告を受けた友人の闘病生活に寄り添い、見送る経験をしたことから、自分にできることはなかったのか 自問自答する中で、苦痛を和らげるアロマケアの本に出会いました。

その素晴らしさに感銘を受け、「アロマセラピストになる」と決めました。

引用：ease

安楽宙斗選手にとっては、心身のケアにアロママッサージが非常に助けになっているんですね！

安楽宙斗が強い本当の秘密【リーチの長さ！筋肉は？】

出典：2024年1月11日TBSテレビnews23

もちろん、安楽宙斗選手の活躍を支えているのは、アロママッサージだけではありません！

リーチの長さが強み

安楽宙斗選手の最大の強みの一つは間違いなくその腕の「リーチ」の長さにあります！

TV番組でも計測し、身長168cmよりも10cm以上長い181cmでしたが、図り方では183cmという話しも聞きます。

一般的に、腕の長さは身長と同じ程と言われるので、この腕の長さは驚異的なのです！

一緒にトレーニングすることもあるというジムの店長・高井裕さんのコメントです。

「彼、リーチがめちゃめちゃ長くて182センチとか3センチとか。めちゃめちゃ長い。基本的には、身長と同じくらいが基本なんですが」

「力みを感じないというか、ふわっと重力をあまり感じないというか、適したところに体を持ってくるのがすごく上手ですごい簡単そうに登る。そういうところが、結果につながったのかなと」

引用：NHK

筋力トレーニング

まだ17歳の安楽宙斗選手は、他の選手に比べると身体の線もまだ細く、筋肉量も少ないですが、しっかりと筋トレに励んでいるそうです。

平日は、設備がさらに充実している東京のジムにも週１回通う。残りの平日は壁を登らず、筋力トレーニングに取り組み、週末は県外の施設に遠征したり、大会に参加したりして、「クライミングに関わらない日は作らない」習慣ができている。
　筋力トレーニングを本格的に始めたのは、「ジュニア」を卒業した昨年からだ。今は当然、ほかの選手たちに比べ線が細く、「筋力で見ればみんな、僕の何倍もある」。これまでは技術で補ってきて、十分に戦えることも分かった。必要以上に鍛えれば体が重くなるリスクもある。それでも、安楽は貪欲に成長を求める。「壁を登っていて『だるい』とか『楽しくない』とか感じることはないですが、筋トレは……。つらいですからね」と苦笑いした。

引用：読売新聞

今の体が筋肉づくり含めて完成されたものではないのに、こんなに強いと言うことは更に期待が持てますね。

食事のケアは

野菜嫌いの安楽宙斗選手ですが、食事のケアはお母さんがしっかり行っています。

野菜嫌いとはいうものの、野菜もしっかり食べているようですね。

引用：読売新聞

　練習を見守る久美子さんは、記者から質問を受ける安楽を見つめ、スマホに何度もその様子を収めた。「細かいサポートはやっていない」と言うが、疲労回復のためにビタミンＢ１が豊富な豚肉をメニューに加えたり、たんぱく源の鶏ささみも食卓になるべく並べたり、苦手な野菜をどうやったら食べられるか、頭を悩ませたりする。

引用：読売新聞

やはり、トップアスリートの活躍の裏側には、家族のサポートがありました！

安楽宙斗の家族構成について【両親と弟の写真も！】

安楽宙斗選手は両親と弟の4人家族です！貴重な弟の写真も載せておきますね。。

お母さんは先ほど書いた通り、アロマセラピストをしています。

お父さんは3Dプリンターなどの研究開発をしているエンジニアだそうです！

父・安楽武志さんは3Dプリンターのエンジニア

引用：innavi （父・武志さん）

安楽宙斗選手の父親は安楽武志さんという方です。

一般の方ですが、株式会社ファソテックに勤めていることがわかっています。

ファソテックは社員の8割がエンジニアのものづくりの会社で、3D CADや3Dプリンターを作っている会社です。

工業分野や医療分野でも活躍している企業だそうです。

安楽武志さんは事業推進・研究開発担当 をしていて、日本大学理工学部の出身のエリートです。

安楽選手が数学に強いのは、お父さんゆずりかもしれませんね。

母・安楽久美子さんはアロマセラピスト

安楽宙斗選手の母親は、安楽久美子さん（51歳）で、アロマセラピストと介護士しているそうです。

引用：STORY

公益社団法人 日本アロマ環境協会認定
アロマテラピーインストラクター　／　アロマセラピスト
CaRA認定　アスリートアロマトレーナー 修了
ＨＣＰＳ認定　プロフェッショナルアロマセラピスト
Mテクニック®　プラクティショナー
介護職員初任者研修 課程 修了

引用：ease

弟・晴希くんもクライマー【写真】

出典：大会公式youtube

安楽宙斗選手には、小学6年生の弟、晴希くんがいます。

晴希くんもクライミングをやっていて、安楽選手と一緒にトレーニングをしているそうです。

国内の大会にも出場しているので、将来は兄弟揃ってオリンピックに出場することもあるかもしれませんね！

戦績はまだまだこれからみたいですけれどね。。

父がきっかけの競技人生と生い立ちや高校偏差値は？

安楽宙斗選手は小学2年生でクライミングに出会いましたが、それは父・武志さんの影響なのです。

引用：NHK

父のダイエットがきっかけ！

安楽宙斗選手がクライミングを始めるきっかけになったのは、父・武志さんのダイエットがきっかけだったそうです。

競技を始めたのは小学２年の夏休み。父の武志さんがダイエットとしてクライミングを始め、ついていったのがきっかけだった。「すぐにハマりました」とジムに通い詰めていたら、みるみる頭角を現し、年代別の全国大会では表彰台の常連になった。積み重ねた練習が、その体形をも変えてしまったのかもしれない。

引用：読売新聞

まだまだクライミングが普及してない頃だったので、近所にグリーンアローボルダリングパーク八千代店があったのは、運命的な出会いですね！

最初のうちは運動のひとつとして取り組んでいたそうですが、徐々に大会で勝つにはどうすればいいのか？と意識がかわっていったそうです。

また、安楽選手が出場予定だった大会へ向かう飛行機が飛ばず、お父さんが夜通しで運転して会場まで送り届けたエピソードもあるそうです！

もちろん、サポートは金銭面以外でも必要だ。鳥取での大会前夜、飛行機のトラブルで現地入りできなくなったときには、武志さんが羽田空港から会場まで夜通し運転した。それでも、苦労エピソードを話す父は笑顔だ。「大変には感じていません。一ファンとして楽しんでいます」とうれしそうに話す。

引用：読売新聞

羽田空港から鳥取県は、約700km。車で行くと8時間半かかります！

普通は諦めてしまう距離ですよね。それでも送り届けるお父さんもまたタフですね！

大変な苦労ですが、それも楽しめるくらい息子の活躍を応援しているのだそうです。

出身中学や小学校は？

安楽宙斗選手の出身中学は、八千代市立大和田中学校です。

また、小学校は八千代市立大和田小学校を卒業しています。

地元の小中学校出身ということになりますね！

高校は千葉県立八千代高等学校【高校偏差値は68！】

現在、現役高校生の安楽宙斗選手ですが、普段は千葉県立八千代高等学校に通って大学進学に悩む普通の高校生です。

日本山岳・スポーツクライミング協会2023年シーズンの表彰式にて（一番左が安楽選手）
引用：デイリースポーツ

安楽選手が高校に入学した頃は、国内大会のみに出場だったため、学校内でも安楽さんがクライミングの選手だということを知らない人も多かったようです。

安楽選手の通う高校は、千葉県立八千代高等学校ですが、偏差値は68のバリバリの進学校です。

しかし進学先にこの高校を選んだ理由は、「家が近かったから」だったそうです。

家から近いという理由で進学校の受験に合格できるというのは、成績の良さがわかりますね！

また、八千代高校には、体育科があるそうですが、普通科を選んだそうです。

「数学は面白いです。テスト勉強も全く苦痛じゃありません。むしろ熱中して問題を解いてたら、いつの間にか２時間経ってるような感じ。自分で手を動かして、どう解こうかなと考えるのが楽しい。逆に暗記はめっちゃ嫌いですけど（苦笑）」

引用：レッドブル

と話すように、安楽選手の数学の成績は学年トップクラスとのこと。

今年は、パリオリンピックを控えているものの、学校のクラスメイトは大学受験に向けて勝負の1年を過ごしています。

安楽選手も大学進学に向けて、悩みがあるようで、同じ高校生オリンピアンでその後大学進学をした萩野公介さんに相談をしたそうです。

引用：アスレシピ（萩野公介さん）

萩野さんは、たくさんの選択肢ができるように準備したそうなんです。萩野さんが日本代表を決めたのはオリンピックイヤーの4月で、それまでは競技に集中して。もし日本代表になれなかった時に迷わないようにって。それでロンドン五輪に出たあと、用意しておいた選択肢からいろいろ考えて東洋大学に決めた──とアドバイスしてもらって。

引用：スポルティーバ

安楽選手は、なるほど！と思う反面、そんな器用なことはできないと思ったそうです。

まずはオリンピックに集中して、大学進学は五輪後に考えるのがよいかもしれませんね！

安楽宙斗が強い秘密は！父がきっかけの競技人生と家族構成【まとめ】

今回は、安楽宙斗選手について強さの秘密や家族構成、生い立ちをしっかりと見てきました！

安楽選手は、まだ17歳の高校生なので、これからが非常に楽しみな選手ですね！

また、学力も優秀なので、オリンピック後の進学先にも注目ですね！

最後に今回の記事のまとめです。

最後までお付き合いいただき、まことにありがとうございました。