生方美久が苦手と言われる5つの理由!坂元裕二を敬愛する天才ドラマ脚本家

生方美久が苦手と言われる5つの理由!坂元裕二を敬愛する天才ドラマ脚本家

2024年7月期のフジテレビ「月9」ドラマ「海のはじまり」で脚本を担当する生方美久さん

連ドラ脚本家としてのデビュー作となったフジテレビ木曜劇場「silent」(2022)は、Tverの見逃し再生記録を大きく塗り替えるほどの話題となり、視聴率だけに頼らない新しい大ヒットドラマの形を作り出しました。

新人の生方美久さんを「silent」で世の中に出したプロデューサー村瀬健さんが、「silent」の大ヒットで翌年の「木10」枠も2人に任せると上司に言われてできたご褒美作品が、2023年のヒット作「いちばんすきな花」です。

そんな生方さんですが、ドラマ脚本の天才と言われながらも、なぜか一部の方たちからは苦手とか嫌いと言われてしまう、少し不思議な現象が起きていることをご存じですか?

そこで、今回は

今回の疑問
  • 生方美久の生い立ちと経歴や脚本家になったわけは?
  • 生方美久の尊敬する脚本家の坂元裕二との関係
  • 生方美久が苦手や嫌いと言われる5つの理由

これらのことを中心に紹介していきたいと思います!ぜひ最後までご覧ください!

目次

生方美久はドラマ脚本の天才!

indeed

ではまず、生方美久さんがどうしてドラマ脚本の天才と呼ばれるのか、その理由についてみていきましょう。

2021年に「踊り場にて」という作品で、第33回フジテレビ「ヤングシナリオ大賞」を受賞しました。

実は、このヤングシナリオ大賞はフジテレビがとても力を入れている新人脚本家を発掘するためのコンクールです。

作品を選んでお終いではなくて、その人を選んで、彼らと一緒になって手を携えて、新しいソフトを作り続けていき、シナリオライターとして一本立ちしていただく。(中略)

これからもそういう形で「発掘して育てていきたい」と考えています。

引用:フジテレビ ヤングシナリオ大賞 ホームページ

1次審査で生方美久さんの作品を読んだ村瀬プロデューサーが「大賞を取らなくても絶対にこの人と仕事をしたい!」と思うほどの、とてつもないクオリティだったそうです。

最終選考者には、面談が行われるそうなんですが、村瀬さんは、その帰りに生方美久さんを追いかけて「いつか一緒に仕事がしたいので、私の名前だけは覚えておいてください」と伝えたようです。

その後、生方美久さんが村瀬さんとタッグを組んで、連続ドラマの脚本家としてデビューしたのが、2022年「silent」です。

生方美久デビュー作、サイレント
引用:フジテレビ「silent」2022

2022年ごろのドラマ業界は、大御所の脚本家がまだまだ第一線で活躍しているため、オリジナル作品で勝負が許される若手の脚本家はほとんどいませんでした。

そんな中で、コンクールで大賞を取ったばかりの生方美久さんを抜擢した村瀬さん。

基本的には彼女が自分の才能で書いたと思っていて、育ててはいないんだけど、そういう彼女を抜擢したという一点だけは、日本中のプロデューサーに自慢できる

引用:橋田文化財団セミナー ゲスト:村瀬健プロデューサー

「silent」は視聴率は10%にも行きませんでしたが、Tverの見逃し再生記録を大きく塗り替えるほどの話題となり、視聴率だけに頼らない新しい大ヒットドラマの形を生み出しました。

その大ヒットが冷めやらぬまま、翌年に放送された「いちばんすきな花」でもスマッシュヒットを記録します。

その結果、「silent」以降の地上波ドラマ界では、新人や歴の浅い脚本家でも、連続ドラマの脚本家としてチャレンジできる機会が増えたようです。

生方美久さんは期待以上の結果を得たことになり、後のドラマ作成にまで大きくかかわるような脚本家となったため「天才」と呼ばれるようになったのかもしれませんね!

生方美久の生い立ちと経歴や脚本家になった経緯

では、生方美久さんはどうして脚本家になろうと思われたのか?生い立ちや経緯について紹介していきたいと思います。

1993年生まれの生方さんは、群馬県富岡市の出身で、群馬大学医学部保健学科看護学専攻へ進学され、卒業後は県内や都内の医療機関で「助産師」や「看護師」として従事されていました!

その一方で、高校生の時に映画「リリイ・シュシュのすべて」という作品を観て、映画に興味を持ったといいます。

そして、その後は助産師として働きながも、脚本を書くという生活を1年ほど続けたそうです。

ですが、助産師は向いていないと思う傍ら、映像業界を目指そうと思ったのは助産師で働き始めてから2年目の時だったそうです。

生方美久

助産師として働きはじめて2年目のときです。決定打となったのはある俳優さんの言葉で、「一年後に仕事を辞めて本気で映画やドラマの仕事を目指そう」と決めました。それが誰でどんな言葉でどんな映像だったのかは秘密なんですけど(笑)

引用:イーアイデム 2023.2.28

ですが、1年後にやめようと決意した理由について、この期間を設けた理由についても語られています。

安定した職を手放す怖さがあったので、ちゃんと準備をしたくて。映画の学校に通う学費を貯めようと貯金を始め、同時に独学で脚本の勉強も始めました。

といっても当時は映画監督志望で、「脚本家になりたい!」と強く思っていたわけではないんです。ただ、何から始めればいいのかわからない中で「脚本だったら独学でできるかも」と思いついたのが最初だったんです。

引用:イーアイデム 2023.2.28

ただ、仕事の合間に書いた脚本でコンクールに出した作品が、1次審査は通ったりしたため、この方向性で続けていけばいいんだな、と感じたと語られています。

その後は働いていた助産師を辞め、アルバイトをしながら映画監督の勉強、脚本を書き続けるという生活を続けていたそうです。

ただ、当時の生方さんは、シナリオコンクールで選考にすら残らない日々が続いたときでも、このように思っていたそうです。

自分に才能がないことが分かっていたから挫折もなかったというか……。まったく自分に期待していないから、コンクールに通らなくても「こんなもんだよね」と結果を受け入れて、休まず遅めに走り続けているという感じでした。映画の学校の同期と自分の才能を比べて落ち込む、ということもなかったです。

引用:イーアイデム 2023.2.28

そして、2021年に上京し、正社員かパートで看護師に復帰しようとしたとき、とある病院の面接で「せっかく看護師の資格を取ったのに、かなわない夢のために辞めちゃったの?」と言われたとき、悔しくて

逆に「絶対に脚本家になってやろう」と思いました(笑)。

イーアイデム

そのような努力を続けた結果、2021年にフジテレビの「ヤングシナリオ大賞」に選ばれ、そして「silent」が大ヒット!

ただ、この受賞がなかったとしても、脚本家の夢は諦めずこの生活は続けていた、と生方さんは語られています。

ついに脚本家として夢をかなえた生方さん、最後に決断するとき大事なことについて、このように語っています。

「自分で決めること」でしょうか。私、何を決めるにしても人に相談しないんです。進路もそうだし、病院を辞めるときも親に一切相談しなかった。

他人に勧められたまま生きていると、何かあったときにその人のせいにしてしまう気がして。それが嫌で、「うまくいかなくても自分で決めたことはしようがない」と思える生き方をしようと決めたんです。

イーアイデム

夢を追い続けるには、決めたことはやりきる、ということでしょう。

生方美久は坂元裕二を敬愛する!

生方美久
引用:プレジデントオンライン

そんな生方美久さんが尊敬し敬愛している人に坂元裕二さんの名前をあげています。

坂元裕二さんと言えば

ドラマ

  • 東京ラブストーリー
  • ラストクリスマス
  • 西遊記
  • 最高の離婚

映画

  • 世界の中心で愛を叫ぶ
  • 花束みたいな恋をした

などの脚本を手掛けた、脚本家として第一線で活躍されている人物です!

生方美久が尊敬する脚本家の坂元裕二
生方美久が敬愛する脚本家の坂元裕二
引用:オリコンニュース 2023.6.29 

坂元裕二さんの作品では「Woman」と「問題のあるレストラン」を繰り返し観ているそうです。

その坂元さんをリスペクトされているためか、作品のセリフが独特の言い回しだったり、生活を覗き見ているかのようなリアルなセリフの言い回しなど、リアリティあるセリフ回しをされることが多いそうです。

また、坂元さんが手がけた「花束みたいな恋をした」のような、特別な設定がないリアル感を、生方さんは「silent」で同じように手掛けるなど、随所にリスペクトが見られます。

また、フジテレビの「ヤングシナリオ大賞」に応募されたのも、坂元裕二さんが同じ賞を受賞されていたから!

生方美久が受賞したヤングシナリオ大賞の過去の受賞者

坂元裕二さん、野島伸司さん、そして信本敬子さん。この30年先に自分の名前がくることがほんと幸せだし恐ろしい……看護師から脚本家に、なれる、、と思わせてくれた方です。あと主題歌スピッツという夢!

引用:X

色んな場所で、坂元裕二さんや信本敬子さんの名前を出している辺り、本当に脚本家として尊敬されているのですね!

実は、橋田壽賀子さんも特別な存在

生方美久が特別な存在だと話す橋田壽賀子
生方美久の特別な存在だという橋田壽賀子
引用:週刊女性PRIME

生方美久さんは「silent」で第31回橋田賞新人賞を受賞され、とても喜んでいたようです。

「会話劇」は生方作品の最大の特徴で、その会話劇脚本の天才である故・橋田壽賀子さんも彼女にとっては特別な存在のようです。

生方美久さんと橋田壽賀子さんが、頭の中であまり結びつかない気がするんですが(笑)

会話だけであれだけ楽しませてくれるという技術=心や、キャラクターが魅力的で、いい面悪い面含めて、そういう尖っているキャラクターで会話劇を作るというところを、生方美久さんは尊敬しているようです。(村瀬さん談)

村瀬プロデューサーは、橋田賞の授賞式で、橋田壽賀子さんのパネルの前で、生方さんがポツリと言った「間に合わなかった」と言った言葉が印象に残っているそうです。

橋田さんご存命の時に、直接お二人がお会いできていたら、どんな話をされたんだろうと想像してしまいますね。

生方美久が苦手や嫌いと言われる5つの理由

生方美久
プレジデントオンライン

そんな生方美久さんをナゼ苦手や嫌いという声が多いのでしょうか?その理由を5つ紹介します!

①炎上した件:日本語が分かる人に観てほしい

生方美久・村瀬健プロデューサー・風間太樹監督
生方美久・村瀬健プロデューサー・風間太樹監督(ボクらの時代)
引用:フジテレビ ボクらの時代

まず1つ目の理由について、生方美久さんはある発言をして「炎上した」ことが上げられます。

ドラマ「silent」では、主人公は恋人と8年の時を経て、偶然再会しますが、その恋人は耳が聞こえなくなっていた、というストーリーから始まります。

障がいを持ち、殻に閉じこもってしまった彼に寄り添い、乗り越えていこうとするラブストーリーの脚本となっているわけですが、生方さんが出演したトーク番組「ボクらの時代」で問題と思われる発言をされています。

生方美久さんは、海外ドラマに興味がないというトークになったところで、このように語ったのです。

「韓国ドラマとか洋画がそんなハマらない理由って日本語が好きだから」

「『silent』とかまさにそうですけど、日本語じゃないと繋がらないものってあるじゃないですか。同じ言葉だけど違う意味で使うシーンとか、人によって違う意味で捉えられる言葉とか、日本語じゃないと意味がないものを私、使ってて。もし海外で翻訳されて出たら、この意味って海外の人には伝わらないんだっていう悲しさがある。

 日本のドラマとして、日本語の良さ、面白さ、ある意味残酷さみたいなものを書きたいから、ぶっちゃけ海外って興味ない。海外で配信とかされても“あ、すごいんだおめでとう”って思うだけで、すごい嬉しいとかぶっちゃけない」

週刊女性PRIME

そして、最後にこのような発言をされています。

日本人っていうか、日本語が分かる人に観てほしい

週刊女性PRIME

トーク番組で、制作陣営の裏側を聞けてよかったという声の反面、「silent」は障害があっても一緒に乗り越えようというドラマ内容、さらに手話を扱っているドラマだったため、この発言に対して世間では様々な声も上がりました。

普段は出演することがないテレビの出演だったため、しゃべり慣れていないのでは?などという擁護するような声もたくさんあったため、一時炎上する騒ぎとなったのでしょう。

ただ、海外ではこの発言部分が切り取られ、炎上している動画が出回るなど、物議をかもしています。

②ドラマの描画がリアルすぎてしんどい(心をえぐられる)

2つ目はドラマの描画がリアルでしんどいという理由です。

ドラマという、現実ではあり得ないような事もリアルに表現し、実際によく見るような人物像がたくさん出てくるため、苦手もしくは嫌いと思う方が多いようです。

何よりこの人の書く人物は、みーんな無神経でひねくれてて性格悪いくせに、自分は正しくて世間の価値観がおかしいと信じてる頭おかしい人ばかりなので、心の底から嫌気が差してます

好き嫌い.com

このような声がある中、生方美久さんは自身が書きたい脚本はどのようなものか、このように語られています。

「脚本家として自分が書いた作品で世の中を変えたいとか、社会に何かメッセージを送りたいとか、そういう大きいことは考えていないんです。私が描きたいのは、主人公の半径5メートルにある世界の話。そこにある、とても普通でリアルな人間模様を切り取りたい。その小さい世界の中にうまく入れた人が一人でもいて『ああ、この話があって良かった』と思ってもらえたら、すごくうれしいことです」

indeed

生方美久さんとしては、自分の世界を脚本として書きあげているわけですが、リアルを追求しすぎて、どうしても苦手な人がでてくるのは仕方ないことなのかもしれませんね。

③名言すぎて俳優のセリフ回しが変?

3つ目は、名言がすぎて俳優のセリフ回しが変だ、という理由です。

ドラマによっては、独特のセリフ回しで名言を語っている場面も多く、その名言がめんどくさく感じて苦手、という人が多いようですね。

生方美久の作品「いちばんすきな花」

好きな役者ばかりなのに何故か入っていけないドラマだった… 台詞がもたれると言うか面倒くさいと言うか… silentも苦手だったからきっとこの脚本家の作品と相性が合わないだけなのかも知れないけど…

引用:X

もちろん、この名言と呼ばれるセリフに共感する人、考え方が素敵だな、と感じる人もたくさんいます。

私たちが思っていること、抱えているモヤモヤ感をしっかりとセリフとして語源化されているからこそ、好き嫌いがはっきりと分かれてしまうのかもしれません。

④言葉を大事にするのが原因?話を聞く時の態度が気になる

4つ目は、ボクらの時代の中で何度もこの場面がありましたが「話の聞き方が気なる」ということです。

生方美久の出演したボクらの時代
引用:ボクらの時代

雑誌やネットのインタビューでは、生方美久さんの笑顔の写真をよく見るのですが、「ボクらの時代」の30分間では何度もこのようなお顔をされていました。

多分、普段から日本語という言葉を大事にされているのでしょう。

他の人の言葉をしっかり聞き、考え、自分の中で吸収する過程なのかもしれないですが、村瀬さんと風間監督が彼女をべた褒めしている内容と反して「この話の聞き方は人としてどうなのか?」「なんだか面倒くさそうな人」と気になったという意見もありました。

生方美久さんは学生のころから、自分自身はひねくれた考え方を持っていたと仰っていて、

恋愛とかでも『まっすぐに頑張れちゃう子』ってなんか痛いと言われてしまいますが、でも、痛い痛いって指差すのはある意味、羨ましいの感情が入っているからじゃないですか。自分はひねくれて妬んでいる高校生だったので、そういうまっすぐに生きられる子が羨ましかったんです。当時はっきり羨ましいと言えなかった、あの子たちを描きたいと思いました

VoCE

と、脚本には自分ができなかった気持ちを吐き出すように書いていることを明かしています。

いろんなインタビューも受けてらっしゃいますが、もしかしたら、割と面倒くさい人なのかもしれません。

ですが、周りに何と思われようが構わないというような態度は「天才」と呼ばれる人にはありがちなことかもしれないですね!!

⑤かわいいのが妙に鼻につく

5つ目の理由は、「かわいいのが妙に鼻につく」です。

生方美久さんは、若いというのもあるのでしょうが、普通にかわいらしい女性であるのは確かです。

生方美久
Antenna

そして、努力をされ続けて、脚本家として成功した方でもありますよね。

こうした部分から、可愛いのが妙に鼻に付く人が多く、嫌いという声が出てしまうのかもしれませんね。

生方美久は坂元裕二を敬愛するドラマ脚本の天才!苦手と言われる5つの理由|まとめ

今回は、生方美久美久さんの尊敬している方や、苦手や嫌いと言われている理由について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

紹介してきた中で、

分かったこと
  • 生方美久は看護師・助産師として働いていて、その後フジテレビのヤングシナリオ大賞を受賞し、脚本家としてデビューした!
  • 生方美久は坂元裕二さんと信本敬子さん、橋田壽賀子さんも尊敬している
  • 生方美久のドラマのセリフ回しや、リアル感が苦手と感じる人が多い

ということが分かったのではないでしょうか。

生方美久さんは、天才脚本家としてsilentで鮮烈なデビューを飾ったものの、リアリティーのあるドラマ性であるがゆえに、好き嫌いがはっきりと別れてしまうのでしょうか。

ただ、これからも脚本家として活躍されていくことでしょうし、頑張っていただきたいと思いますね!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次