2023年9月7日、ジャニーズ事務所は、前社長:ジャニー喜多川さん(故)の性加害や東山紀之さんの新社長就任に関して報告のため、記者会見が行われました。
今回の会見にて、会社名を変更しないことに対して、元博報堂社員でノンフィクション作家の本間龍「ヒトラー株式会社」「スターリン株式会社」と指摘されたことが大きな話題になっています。
今回は、
- 本間龍ってどんな人?
- なぜ、ジャニーズ事務所の社名は変更しないのか
- 藤島ジュリー氏が100%保持する株式について
について紹介してきます。
「スターリン株式会社」「ヒトラー株式会社」記者は本間龍氏
参照:PRTIMES
2023年9月7日に行われたジャニーズ記者会見にて、本間龍氏の
「ジャニーズ事務所といえばジャニー喜多川さんが作った会社。今後も名前を冠するのはあまりにも常識外れでは。ヒトラー株式会社とかスターリン株式会社に匹敵するほどの罪を犯した自覚が足りないのでは」
参照;中日スポーツ
という発言が、SNSやニュースで大きな話題になっています。
本間龍氏はノンフィクション作家
今回、「スターリン株式会社」「ヒトラー株式会社」というキーワードを生み出した本間龍氏は、元博報堂社員で、現在はノンフィクション作家として、名を馳せる方です。
本間龍氏の経歴を紹介すると、
- 1985年、獨協大学法学部卒業
- 1989年、博報堂に中途入社。
- 2006年同社退職後、在職中に発生した損金補填にまつわる詐欺容疑で逮捕・起訴。
この逮捕・起訴により、栃木県の黒羽刑務所で1年間の服役生活をお余儀なくされますが、この時期が本間さんの大きな人生の転機となりました。
服役の経験をもとに、著書『「懲役」を知っていますか?』を発表し、作家デビューを果たし、それ以降、社会的なテーマを掘り下げた著書を多く出版しています。
ジャニーズ事務所の社名は変更なし!
参照:X
2023年9月7日、ジャニーズ事務所が記者会見を開き、新社長に就任した東山紀之さん、井ノ原快彦さん、藤島ジュリー景子前社長、弁護士の木目田裕さんが出席されました。
ジャニーズ事務所の社名の変更するのかという問いについて、東山さんは、性加害といいう大きな犯罪を起こしたジャニー喜多川さんの名前を社名として今後も続けていくのかを大変議論したそうで、名前を変えた方がいいのではないかと考えたこともあるそうです。
しかし、今後は今持つファンの方のイメージを払拭するために、みんなで一丸となって頑張っていくべきだと判断し、社名変更は行わないことを表明しました。
この社名変更をしないという報道に対して、このような書き込みがありました。
ジャニーズの社名変更しない件に関して東山さんが「大変議論しましたが、ジャニーズという社名はタレントが築き上げてきたものです」と言ってくれたことが嬉しかった。厳しい立場に自ら立つ東山さんが、そういう考えを持つ新社長でよかったと思う。
— あーみん🌈🌟 (@aasumi38) September 7, 2023
この書き込みを見て、筆者もすごく共感しました。
ジャニーズ事務所名は、ジャニー喜多川さんの名前からなぞらえて作られたものなので、世間からの社名に対する目はとても厳しいと思います。
しかし、今のジャニーズを作り上げたのは、故:ジャニー喜多川さんの経営手腕もありますが、所属するタレント・アーティストの努力があってこそです。
事務所のタレントがライブ、ドラマ、バラエティ、ラジオ、映画など、多方面で活躍してきたからこそ、ここまで注目を浴びる事務所になったと思います。
違う社名で出発すべきだ!という意見もありますが、筆者個人の意見は、社名はこのままで東山紀之新社長の元、頑張っていってほしいなという気持ちです。
ジャニーズ事務所の株式は藤島ジュリーがそのまま保持
参照:X
ジャニーズ事務所の株式は藤島ジュリー景子氏がそのまま100%保持し、しばらくは取締役として会社に留まるそうです。
株式を藤島ジュリー景子氏が100%保持する理由については、
今の時点では私が100%の株を持っていることが補償についても非常に進めやすいというふうには考えております。
参照:ABEMATIMES
と語っています。
同族経営の脱却が注目された会見でもありましたが、
- 株式は藤島ジュリー景子氏が100%保持
- しばらくは取り締まりとして残り、その後は役員としても残る
という背景から考えても、しばらくは同族経営の解体はできない気がしますよね。
会社というのは、株主の持ち物であるため、代表取締役よりも株主の方が権限が大きいです。
社長を退いたところで、株主が藤島ジュリー景子氏のままであると、結果として、経営体制の改善がされていないという意見が出てしまってもしょうがないですよね。
会見にて、藤島ジュリー景子氏は社長を退任され、会社の経営には関わらないと話していましたが、今後、その発言を本当に守られるのか気になるところです。
SNSでの声
ヒトラー株式会社スターリン株式会社のようだと例えた記者、褒めてやるぞ
ヒトラー株式会社という社名なのと同じという指摘はその通りだと思うなあ。
全員メガネのスターリン株式会社
参照:X
ジャニーズの名称を残して、みんなで一丸となって頑張っていくべきだと判断した東視野さんの判断を称賛する声がある一方で、独裁政治で名を馳せたヒトラーやスターリンの名を出した本間さんの指摘に対して、その通りだ!という書き込みも多く見られました。
性加害を受けられた方からすると、事務所の名前すら見たくない・関わりたくないという人もいるかもしれませんし、汚名を浴びた事務所の名前をそのまま続けるのはよくないという意見もよくわかります。
今後の事務所の動きが気になりますね。
まとめ
ここまで、ヒトラー・スターリン株式会社発言の記者は誰なのかについて紹介していきました。
最後に、本記事のまとめをしていきましょう。
- ヒトラー・スターリン株式会社の記者は本間龍氏
- 本間龍氏はノンフィクション作家・元博報堂社員。
- 社名の変更はなし
- 会社の株は藤島ジュリー氏が100%保持
最後まで読んでいただきありがとございました。
コメント
コメント一覧 (5件)
幼稚な口調で、質問してるのか説教しに来たのかよく分からない、あの質問者は、ヒトラー、あるいはナチスなどの言葉を例え話に安易に多用されることをユダヤ人が不快に思っているのが全く分かっていない。他に並ぶものが無い、史上最悪の犯罪が、こうした乱用により、いつしか矮小化されることを危惧しているのだ。常識外れなのは、当のご本人である。
本間と言う人が犯罪を
犯したら、その人が作った会社は本間を使わない、などと言うことはないだろ、馬鹿なの?良くそれで作家なんかやってんな、親の顔が見たいぞ
現在ジャニーズ事務所に所属されているタレントの皆さん、また今回引退を決められた東山さん、話を聞いて本当に涙が出るほど辛かったです。確かに性加害はとても重い問題で酷いことだと分かります。でも、加害者の本人がいなくなったなぜ、今なのでしょうか。本当に東山さんが責任を持つ問題なのでしょつうか。被害に合われた方には私たちには想像もつかないほどの苦しみを味わってこられたとは思いますが、ジャニーズに関わらず、一般企業でも様々な問題を抱えています。その中には所属している社員ではどうしようもない、社員が言えないことも改善することも出来ない問題も沢山あります。
メディアだから、芸能だからと言って何ら私たちと変わらないと思います。私はジャニーズによって沢山夢や勇気をもらってきました。その1人として誰が社長になったとしても批判はしてほしくない、社名を変える、変えないのことも簡単に議論してほしくない。その理由には私たちが分からないこともあると思うし、簡単に語れることじゃないと思うんです。所属しているタレントに対してもそうですが、今まで何も言えず、黙ってきた責任はメディアもそれから被害者側のひとにもそして加害者側にもあると思います。そこにはやはりそれぞれの忖度があり、自分達で選んで決めたことだから。賠償問題は確かに必要だとは思うけれど、本当の加害者がいなくなった今、どこまで言ったら完結するの?と疑問です。内心、なぜ今なのかやはり納得いかないです。今所属しているタレントを、東山さんを傷つける権利は誰にもないと思います。早く終結して、心機一転新しい新体制で私たちを楽しませてくれる事務所になってほしいです。
仮に全ての戦争犯罪人の性、名、愛称等と一致する部分があるとアウトということになると、いったいどれだけの会社、学校、サービス、商品の名前が変わるのやら…
(例えば『アディ』はヒトラーの愛称として使われていたらしいが、それが含まれてしまう某靴屋も、この記者にとってはアウト判定になるのだろうか?)
本間龍氏は、元博報堂の社員であり仕事上ジャニーズとの接点があることゆえ、記者会見前日の一月万冊の動画にてジャーナリストの今井一氏に出席を促がされたこと。
ヒトラー・スターリン株式会社発言はその動画で分かる通り今井一氏が言ったものを本間龍氏が継承した。
ジャニーズの冠をする社名はもう海外では通用しないことを模して、
ヒトラー、あるいはナチスなどの言葉を例え話にしたものである。
上記4件での説明はあまりにも島国史観であり、批判の理由にならない。
例えば、キムタクやその娘でさえもジャニーズ名を継承する限り、海外での活動に影響を与え二度と採用しないることを知るべきである。
日本芸能界のボスが男であれ女であれ社員をパワハラで自らの性欲処理に半世紀以上関わってきたことを知るべきである。
ヒトラー名はベルリンオリンピックを最初に聖火リレーを行いドイツ国民優位のプロパガンダに利用された。
ヒトラー名は安易に多用されてユダヤ人だけが不快に思っているわけではないことを明記しておく。