奈良岡功大の父親はバトミントン界のレジェンドだった!家族構成と生い立ちは?

奈良岡功大の父親はバトミントン界のレジェンドだった!家族構成と生い立ちは?

奈良岡功大選手は、2024年6月時点で世界ランキング6位、日本ランキングでは1位と、新世代の日本の男子バドミントン界を引っ張っています。

奈良岡功大選手の父親は元国体選手として活躍され、コーチとしても有名なお方です。

国体選手だった方が現役コーチとして活躍されるケースは、僅か0.27%しかなく間違いなくレジェンドです。

少し前までは、日本の男子バトミントンといえば桃田賢斗が君臨していました。(色々ありすぎましたが・・)

世代交代するにあたって、奈良岡功大選手の態度が嫌いと言われたりもしましたが、その辺りからの成長とコーチの父親について、奈良岡功大選手の家族構成を見ていきましょう。

パリオリンピックでもメダルを獲得してくれるはずですよ!

目次

奈良岡功大の態度が嫌いと言われるのは何故?

引用:X(旧Twitter)

恐らく態度が悪いと言われる発端となった動画は、この奈良岡功大選手が高校時代の動画になります。

手前の赤いユニフォームが奈良岡功大選手ですが、相手は必死になっていますが奈良岡功大選手ペアは少しだらけてやっている感じがします、、、が、短い動画なので何とも言えませんよね。

また、2023年のバドミントン全日本総合選手権の準々決勝後のインタビューで下記のように話をしていたことからも態度が悪いという印象を与えています。

余裕の勝利で4強入りした奈良岡は

「(汗を)あんまかいてない。相手はめっちゃかいてたけど。俺あんま動いてないんで」と不適な笑みを浮かべた。

出典:スポニチ2023年12月28日投稿

この後の準決勝で桃田賢斗選手と戦う予定だったので、体力を少しでも温存していたのかもしれませんね。

世界ランキング最高2位という実力があるのですから、今後は悪い噂を今後吹き飛ばしてくれるプレーに期待です!

奈良岡功大の父親は元バトミントン国体選手!

2023年世界選手権で銀メダルの奈良岡功大と父でコーチの浩さん
2023年世界選手権で銀メダルの奈良岡功大と父でコーチの浩さん
出典:産経新聞(2024年6月5日)

父親の名前は「奈良岡 浩」さんで、高校生の時には国体に出場する程の腕前だったそうです。

引退後は指導者に転身し、浪岡ジュニアバドミントンチームを創設しました。

後に、奈良岡功大選手が5歳の時に、バトミントンを初めて習うことになるクラブです。

奈良岡浩さんの資格としては「日本スポーツ協会公認バドミントンコーチ」「日本バドミントン協会公認審判員1級」をお持ちです。

父親のコーチとしての実力は?

保育園児、小学生、中学生、高校生、大学生、シニア、レディースまで指導経験があります。

【指導実績】
◯指導した選手の実績など
・若葉カップ全国小学生大会優勝
・全国小学生選手権大会、男子団体準優勝、ダブルス優勝、シングルス優勝
・全国小学生ABC大会優勝
・全国中学校バドミントン大会、団体優勝、シングルス優勝、ダブルス3位
・全国高等学校選抜バドミントン大会、学校対抗優勝、シングルス優勝、ダブルス優勝
・全国高等学校総合体育大会バドミントン競技、学校対抗準優勝、シングルス優勝、ダブルス3位
・JOCカップ全日本ジュニアオリンピック大会、シングルス優勝等々
◯外部指導歴など
・青森県立弘前工業高等学校
・青森市立浪岡中学校
・青森県立浪岡高等学校
・浪岡ジュニアバドミントンクラブ
◯その他の指導歴など
・元ジュニアナショナルコーチ
・講習会のメインコーチング
・日本小学生連盟指導育成部員
・青森県バドミントン協会強化委員長
・国体強化スタッフ
◯主に指導した選手など
・奈良岡功大 等

出典:バトミントンコーチ

全国優勝へ数多く導いていて、すごいコーチなんですね。

父親との関係と勝利のエピソード

浩さん:功大が5歳のときのことです。私が高校生やジュニアに教えていたので、あまり功大と遊ぶ時間がなかったんです。それにヤキモチを焼いて、功大もクラブに入ってきたっていうのがきっかけでした。

功大選手:僕は覚えてないです(笑)。

浩さん:「クラブでは親じゃなくコーチだから優しくできないぞ」って言ったんですけどね。それでも来るって言うので、最初はひたすら素振りをさせました。なのに楽しそうにやるんですよね。3000回の素振りを続けてやれたのには驚きました。

出典:SENOBIRU 2019年1月8日 インタビュー

このインタビューを見る感じ、奈良岡功大選手は本当に父親が大好きで父親と一緒に居たいという気持ちでバドミントンを始めたのが分かりますね。

浩さんが「小さい頃からずっと一緒だから、今こういう感情を持っているとか、変化に気づく」とそのメリットを語れば、「一番信頼している。絶対に裏切らないので」と功大。2人の絆は固い。

出典:産経新聞 2024年6月5日配信

始めた時も父親が好きでしたが、今も好きで大変信頼しているのが分かりますね。

また、父親も奈良岡功大選手のことをよく理解していて二人の関係性がとても良いことが分かります。

出典:奈良岡功大公式インスタグラム

2023年11月にチャイナマスターズで優勝した時に奈良岡功大選手がインスタグラムで投稿した写真です。

お父さんの奈良岡浩さんのコメントも一緒に載っていますね。

このコメントから二人で勝ち取った優勝ということがひしひしと感じ取れます。

奈良岡功大の家族構成は?

父でコーチの奈良岡浩と奈良岡功大
父でコーチの奈良岡浩と奈良岡功大
出典:Tarzan 2024.06.06

奈良岡功大選手の家族構成を調べてみると、コーチである父親、母親、そして妹がいることが分かりました。

それぞれ詳しくご紹介しましょう。

父親と母親はどんな人?

奈良岡功大選手をコーチとしてここまで大きな選手に育ててきたというのもあり、厳しい父親なのかなと思いました。

しかし、厳しいだけでなく優しさにもあふれた父親ということが下記のインタビュー内容で分かりました。

現役時代は社会人選手としてプレーした浩さんは、3千回の素振りなど功大に厳しい練習ばかりさせた。鍛えようとしたわけではない。「親と比べられるのはかわいそうだから、やめた方がいい」と、バドミントンが嫌になるように仕向けた。だが、その思いとは裏腹に功大はバドミントンにのめり込んでいった。

出典:朝日新聞

奈良岡功大選手にムダに厳しい練習をさせたのはバドミントンを嫌いにさせる為だったようですね。

素振り3,000回は5歳の子が数えてキチンとやったとも思えないので伝説としても、奈良岡功大選手はどんどんのめり込んで行く魅力を伝えることには成功したということなのでしょうね。

母親に関してはやはり一般人ということもあって、名前や職業、顔写真など何も情報がありませんでした。

オリンピックの選考レースは、最初の頃はストレスが半端じゃなかった。そんなときに、母親が“負けてもいいじゃん、がんばっているんだから”と言ってくれたんです。22歳だし、まだ3回は行くチャンスがあるって。

それで、ランキングを上げて注目されたいとか、勝って賞金が欲しいとか、子供みたいな考えで通そうって思った。オリンピックも頭に浮かばない。それがよくて、ここまで繫がっているんだと思います。だから、今はファイナルに出場することが目標なんです。高いんですよ、この大会の賞金が(笑)

出典:TARZAN 2024年6月6日号

上記はTARZANのインタビューで奈良岡功大選手が語った言葉です。

この「負けてもいいじゃん、頑張ってるんだから」という言葉から母親の優しさがにじみ出てる気がします。

お父さんが普段、練習に対して厳しい分、お母さんは優しくしているのでしょうか。

また、奈良岡功大選手を前向きにする言葉を的確に言えるところがさすがお母さん!と感じました。

兄弟はいるの?何してる?

奈良岡功大の妹
出典:第22回ダイハツ全国小学生ABCバドミントン大会 青森県 予選会レポート

奈良岡功大選手の妹は「奈良岡 美羽」さんで、奈良岡功大選手と一緒で「浪岡ジュニア」に所属しています。

ご兄弟だけあって、どことなく奈良岡功大選手に顔が似ている気がしますね。

奈良岡功大の妹の青森県中学校冬季バドミントン選手権大会
出典:青森県中学校体育連盟バドミントン専門部 公式ホームページ

上記は2024年1月に行われた青森県中学校冬季バドミントン選手権大会の結果です。

女子のダブルスの3位に奈良岡美羽さんの名前がありますね。

2024年1月で中学2年生なので今は中学3年生、奈良岡功大選手が現在22歳なので少し年の離れたご兄弟です。

奈良岡功大の生い立ちと現在地点

幼少期のエピソード

父・浩さんは元バドミントン選手で、地元・青森のバドミントンの弱さを憂いて、浪岡ジュニアバドミントンチームを設立する。奈良岡は5歳の頃から、ここで練習を始める。

出典:TARZAN 2024年6月6日号

奈良岡功大選手はお父さんが設立したバトミントンチームで5歳からバトミントンを始めたんですね。

小学校3年生のABC(全国小学校ABC大会)で勝ったあたりから、ちょっとがんばろうかなと思い始めました。ケガのリスクがあるから、他のいろんな遊びをやらなくなった。そして、バドミントンのことを、ずっと考えるようになりましたね

学校から帰ると19時から21時まで練習。奈良岡が「無限」と表現するほどの過酷さだった。一方のコートに奈良岡が入り、もう一方には3人、4人の先輩が入る。それで、試合形式の実戦的な練習が長時間続く。

この練習が終わると、自主的にネット際での攻防の練習。「キツいトレーニングのあとでも(ハードじゃないから)楽しめる」らしい。帰ったら、風呂場がトレーニング場だ。しゃもじで手首の鍛錬である。フォアで500回、バックで500回、握り方を変えて500回、手首をまっすぐにして500回。計2000回だ。

出典:TARZAN 2024年6月6日号

平成、ましては令和世代には理解されにくい、昭和初期風の過酷なしゃもじ練習をしていたんですね。

21時まで練習してその後家でも練習して寝る時間も遅く、大変だったのではないでしょうか。

その練習の成果もあって全国小学生バドミントン選手権大会で4年、5年、6年とシングルス3連覇を果たします。

中学そして高校から日本大学への進路

地元の名門・浪岡中学校、浪岡高校へと進学する。ここでもコーチ、監督は父だ。全国中学選手権では1年~3年まで3連覇。高校では将来を見据え、海外を転戦するようになる。

ただ、海外を回って、そのうえでインターハイの調整をするのは難しかった。1年のときはすべての試合に出場して肉体的に消耗して個人は2位。個人だけに出ていたら優勝したと思います。

2年のときは試合前に足首を捻挫して松葉杖状態。それで2位なのでしょうがないって感じです。ただ、3年は最後のチャンスですから、ある程度カラダを作っていて、これで優勝しなかったらおかしいという状態で臨みました

出典:TARZAN 2024年6月6日号

中学校では3年間ずっと優勝していたなんてすごいですね!

出典:日本中学校体育連盟バドミントン競技部

上記は2019年の全国大会の結果ですが、団体戦で優勝するほど現在も浪岡中学校は強豪校みたいですね。

高校も3年間インターハイに出場していてそれだけでもすごいのに2位、2位、1位と終わっていて凄かったんですね。

しかも2年生の時は松葉杖で2位は本当にすごいです!

その後、日本大学に進学し、現在、奈良岡功大選手は日本大学の4年生です。

普通は大学ではリーグ戦とかインカレを優先してほしいというのがあるんです。でも、自分は海外を転戦するつもりだから、それはできない。日大は国際試合を優先していいと言ってくれた。それで決めました

出典:TARZAN 2024年6月6日号

TARZANのインタビューで日大に入学した理由を上記のように話しています。

高校の時から世界を見据えていたので大学を選ぶ時も国際試合を優先できる日大を選んだんですね。

そのおかげで今、世界でも活躍することが出来ているんですね。

奈良岡功大の父親と家族構成や生い立ち:まとめ

奈良岡功大選手の試合態度に関しては何とも言えませんでしたね。

しかし、幼少期から父親と共に大変な努力をして数々の優勝を勝ち取ってきたことに違いはありませんでした。

今ではNTT東日本という立派な企業に所属し、多くのスポンサーがつくまでのビックな選手になりましたね!

男子シングルスでパリオリンピックの出場が決まっているので活躍を期待してます!

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