文田健一郎と嫁の有美の馴れ初めは？猫レスラーの家族構成と生い立ち

「世界一のパパになります」

これは、文田健一郎選手(28)が所属先のミキハウスの合同取材会で金メダル獲得を宣言した時の言葉です。

東京オリンピックでは銀メダルに泣き、後に奥様となる有美さんと2人でやけ酒生活を送ったといいます。

この2024年6月26日の合同取材会の後に、有美さんから「今度は祝杯を上げましょう」とエールが送られました。

五輪のレスリングには「グレコローマンスタイル」と「フリースタイル」の2種類の競技があります。

文田健一郎選手はパリオリンピックで「レスリング男子グレコローマンスタイル」の60キロ級で金メダルを狙います。

グレコローマンスタイルの最高の見せ場は反り投げ・スープレックスです。

文田健一郎選手の得意技がまさに反り投げです！

それでは、パリ五輪の金メダル候補の文田健一郎さんについて詳しく紹介していきます。

文田健一郎と嫁の有美は結婚ずみで子供が一人！

文田健一郎選手は、2022年に一般女性と結婚したことを自身のInstagramで発表しました。

引用：Instagram

この入籍を発表した時には奥様の顔を隠していますが、ある時から吹っ切れたのでしょうか？今ではお子さんの顔も含めて出し過ぎなほどに公開されています。（後ほど奥様とお子さんの最新写真あります！）

2023年には、第１子となる長女の遥月（はづき）ちゃんが誕生！

引用：Instagram

パリ五輪は父親になって初めて迎えるオリンピック。

文田健一郎選手は「今までは自分がただ勝ちたいというモチベーションだったが、今は負けている姿をみせたくない相手ができた」と、自分以外の存在のためにもレスリングと向き合うようになったと言います。

遥月（はづき）ちゃんと遊ぶことが、競技から離れて気持ちを切り替える良い時間になり、家庭は休む場所、スイッチを切る場所なのだそうです。

文田健一郎と嫁の有美の馴れ初めは？

引用：山梨日日新聞

文田健一郎選手と有美さんとの馴れ初めで、結婚の決め手になったと思われるエピソードを紹介します。

東京五輪のあとのやけ酒生活

引用：日刊スポーツ

文田健一郎選手は、金メダルが当たり前と言われた東京五輪の決勝で敗退し、大会後は抜け殻のように、、

そして、後に妻となる有美さんと一週間ほど「やけ酒生活」を送り、体重は74キロを超えました。

その後2人で2週間ほど、名古屋や京都、USJや四国、九州と国内を旅行しますが、自宅に戻る頃には徐々に競技に戻る気持ちを取り戻します。

本人も「こんなにレスリングから離れたのは初めてだった」と、東京五輪から約3か月を経て再びマットに戻りました。

そして2022年に有美さんと結婚。

レスリングは体重管理も重要な競技。

現在は、脂質・糖質・カロリーが計算され尽くした有美さんの料理に支えられているといいます。

最近では、高野豆腐でかさ増しした野菜たっぷりチャーハンがお気に入りなのだそうですよ。

パリ五輪には、有美さんと１歳になった遥月ちゃんも来る予定。

文田健一郎選手は有美さんに、金メダルを取って『いつもありがとう』と伝えたいそうです！

文田健一郎が猫レスラーと言われる理由！

引用：Instagram

文田健一郎は、猫好きで体の柔軟性必要なそり投げを得意技とすることから、「猫レスラー」の愛称を持っています。

猫への愛は年々強くなり、猫カフェにを足はこんだり子猫の動画をみたり、かつては福岡県の離島、猫島に出かけたこともあるとか。

有美さんとの結婚の報告のInstagramでも、こうコメントしていましたね。

「今は妻と姉妹猫の４人で暮らしています。名前は茶トラ柄が姉で『しょうが』、麦わら柄が妹で『わさび』です。ずっと憧れていた猫ちゃんとの生活！　やっと正真正銘の猫レスラーになれた気がします、、、笑」　

引用：Instagram

そして、反り投げは上半身が重要だと思われがちですが、実は足を使って投げることの方が重要なのです。

特にふくらはぎの筋肉が重要！足で地面を蹴って相手を飛ばす！！

引用：産経ニュース

パリの表彰台で「にゃんこポーズ披露」を約束

文田健一郎選手は、2024年5月13日放送のFMヨコハマでこんな話しをしています。

グレコローマンの元選手のお父さんに導かれてグレコローマンの選手になり、お父さんの教え子、米満達弘選手がロンドンオリンピックで金メダル獲る瞬間を現地で見て、オリンピックで金メダルを意識するようになった。まんまとお父さんの策略に乗せられた。

東京で金に届かなかったとき、深い霧の中をさまようことになった。

「何が足りなかったんだろうなっていうのを考えながら、東京からのこの3年過ごして来た」

しかし、去年の世界選手権決勝で果敢に攻めてくる相手に、もっと自由にレスリングやっていいんだと気づいて試合中に楽しくて、ずっと試合がしていたくなった。

引用：radiko/FMヨコハマ

文田選手は、「東京オリンピック前とは金メダルの見え方が違う」と言います。

東京オリンピックの時は、獲得しなくてはいけない、決められたことだったと。

今は、やるべきこと、やりたいことをやっていれば、自然と金メダルに届くと考えているそうです。

そして文田選手は、パリの表彰台で「にゃんこポーズ披露」を約束しました。

引用：朝日新聞

文田健一郎の親や兄弟などの家族構成は？

文田健一郎選手は、妹2人と両親の5人家族ということですが、父親以外の情報は見つかりませんでした。

父・敏郎さんは日体大レスリング部OBで、1982年の全日本選手権・男子グレコローマン2位などの成績を残しています。

そして、韮崎高校のレスリング部の監督として、文田選手を育てました。

引用：サンスポ

親子二人三脚

小学生時代、文田健一郎選手はタックルが他の選手よりも下手だったようです。

敏郎さんは文田健一郎選手を、がぶり返しやそり投げなど、グレコをフリーに応用した「グレコローマンフリースタイル」という独特の指導で鍛えました。

韮崎高校では、「他の選手の手前もあり息子は常に怒られ役。彼も大変だったと思う」と敏郎さん。

その代わり、自宅では一切レスリングの話はしなかったそう。

敏郎さんには「グレコの世界王者を出したい」という思いがあったので、息子の文田健一郎さんの「グレコをやる」という即答がとても嬉しかったと言います。

東京五輪の決勝戦は母校の韮崎工業高校でレスリング部員らとテレビ中継を見守り、「銀メダルは立派、ほめてやりたい」と息子の奮闘をねぎらったそうです。

文田健一郎の生い立ちと競技人生は？

引用：スポーツ報知

文田健一郎は1995年12月18日山梨県韮崎市生まれの現在28歳。

小学5年でレスリングを始め、最初は一つ年上の女子選手の練習相手をしますが、乗り気ではありませんでした。

中学で本格始動

中学に入り父親に「レスリングをやれば遠征で全国各地へ行けるぞ」と言われ、本格的に取り組むようになりました。

中学3年で全国中学生選手権のフリースタイル47キロ級で優勝。

ジュニアオリンピックカデットの部グレコローマンの46キロ級でも優勝。

今はカデットという呼称はなく、「U17」とか「U20」となっています。

韮崎工業高校では父親が監督のレスリング部へ

その後、父親がレスリング部監督を務める韮崎工業高校へ進み、グレコローマンの選手として、国体少年の部と、全国高校生グレコローマン選手権で、高1から1から高3にかけてそれぞれ3階級制覇。

高3では、インターハイのフリースタイル60キロ級で優勝。

大学でオリンピックが見えてきた

2014年日本体育大学に進むと、翌年の大学2年生の時に全日本学生選手権のグレコローマン59キロ級で優勝。

更にスペイン・グランプリでシニアの国際大会初優勝するも、全日本レスリング選手権大会で5位に終わったために、リオオリンピック代表候補から外れてしまいます。

その後の戦績をご紹介（抜粋）

かつてのライバル太田忍のコメント　

引用：Instagram

現在は総合格闘技家の太田忍さんが、レスリング選手時代の後輩文田健一郎の「メダル獲得」に太鼓判を押しました。

かつて東京五輪出場枠をめぐって激しい争いを繰り広げた2人。

太田忍さんは自身の年内のRIZINバンタム級王座取りを揚げた上で、文田健一郎選手についてこう語っています。

ベテランの域に入って、成熟している。レスリングに100％集中できる環境も整っていて、自分をしっかりコントロールしながら、練習できているという印象。自分が届かなかった、五輪の金メダルを達成してほしいし、今は彼に夢をあずけている。

引用：東スポ

そして、「刺激し合って、お互いに上を目指していければ」と切磋琢磨を誓いました。

文田健一郎と嫁の有美の馴れ初めや家族構成と生い立ち【まとめ】

すでにパリ五輪に向けて、内定選手の合宿が群馬県草津町で始まっています。

文田選手は「金メダルを獲得してこの3年間が正しかったと証明できるよう頑張りたい」と話しているそう。

今回のまとめは次のとおりです。

パリ五輪は2024年7月26日に開幕、レスリングは8月5日に競技が始まります。

表彰台での「ニャンコポーズ」、期待しています！