五十嵐カノアの契約スポンサーはどこ？年収を支える基盤はシャープアイ

五十嵐カノア選手は、2024年2月23日から開催のプエルトリコ2024 ISAワールド・サーフィン・ゲームズに出場し、パリ・オリンピックへの出場権を正式に獲得しました。

東京オリンピックに続いて2大会連続出場となる五十嵐カノアさん。

見た目もイケメンで、とあるアメリカ雑誌で紹介された「スポーツ界の最もセクシーな男21人」に選出されるほどです！

また、2024年6月16日放送のTBS「情熱大陸」にも五十嵐カノア選手が取り上げられて注目されています。

そんな五十嵐カノアさんですが、サーフィンを生業とする中で、どのように収入を得ているのでしょうか？また、一気に成長した要素はどこなのでしょう？気になりますよね！

そこで今回は

このあたりを重点に紹介していきたいと思います！ぜひ最後までご覧ください！

五十嵐カノアの収入の仕組み（大会賞金・スポンサー料）

日本の検定・資格

まず、五十嵐カノアさんがどんな形で収入を得ているか、その仕組みについて調べてみました。

プロサーファーとして活躍されている方たちの収入源は主に2つです。

収入源の1つ目として、サーフィンの大会に出場し、上位入賞することでもらえる賞金です。

例えプロになったとしても、常に上位を取り続けていないと、賞金が少なく、サーフィンのみで活動していくことは難しいでしょう。

ちなみに、国内の大会の賞金は大体20万～80万ほどとなっています。

プロとしてしっかりとトレーニングを怠らず、努力をし続けなければ上位入賞は難しいのでしょう。

2つ目の収入源として、スポンサーとの契約があります。

プロのサーファーになれれば、ブランスポンサーがついてくれる可能性があります。

ただし、しっかりと実績を残して名前を売らなければ、スポンサーもなかなかついてくれないことでしょう。

また、スポンサーがついたとしても、報酬ではなく、物品のみの契約しかしてくれないこともあるでしょう。

物品契約は、無償でウェットスーツなどを提供する代わり、他社のスーツを着てはいけないなど、いろいろな制約もあります。

また、ブランドのロゴを入れて宣伝するように条件を付けられることもあります。

チャンピオンシップツアー（CT)と日本国内大会の違い

また、サーフィンの大会は日本国内だけでなく、チャンピオンシップツアー（CT)という大会もあります。

チャンピオンシップツアーとは

世界各国で順次大会を行い、各大会で獲得するポイントを積み重ねて、最終的に年間チャンピオンを決める大会となっています。

Surfers’Ocean

このCTに参加するには、参加資格を得るための大会であるチャレンジャーシリーズ（CS）、このCSに進むための予選となるクォリファイケーションシリーズ（QS）という大会を勝ち抜いていかないと出られないとても大きな大会となっています。

出典：THE SURF NEWS

また、このCTの賞金は、過去に男子は10万ドル、女子は6万ドルだったと言われています。

五十嵐カノアと契約締結してるスポンサー企業はどこ？

SURF MEDIA

さて、プロサーファーの方たちがどのように収入を得ているか、わかったかと思います。

そんな中、五十嵐カノアさんは、スポンサーとの契約もたくさんついています。

五十嵐カノアさんは、3歳からサーフィンを始め、6歳のころにはアマチュアの大会に出場し、初優勝！

そのころから、すでにスポンサー契約は11社もあったと言われています！

現在契約している企業全てを紹介

さて、幼少期のころからサーフィンで活躍してきた五十嵐カノアさん。

6歳のころからすでにスポンサーは11社と契約していて、今現在はさらに増え、14社と契約されています！

五十嵐カノアさんが契約している企業を紹介してみましょう！

木下グループ

木下グループとは「住まい、医療福祉、エンターテインメント」など、様々な分野に力を入れている企業です。

五十嵐カノアさんは、2017年から木下グループに所属スポンサーとして、支援をしてもらっています。

東京オリンピックでの銀メダル獲得を受け、企業として報奨金1000万を授与されたことも有名ですね。

2024年のパリオリンピックに向けて、継続して支援を受けることが決定しています！

アウディ

五十嵐カノアさんが愛車として乗っている「アウディ」もスポンサー契約を結んでいると思われます。

その中でも、現在乗られている「Audi e-tron」は、単体価格で720万円ほどのお値段となっています！

そんな「Audi e-tron」に乗ることは五十嵐さんにとって癒しの時間となっているそうで

寒い朝に早起きして、サーフボードを積んで、ヒーターを入れて、音楽を聴きながらクルマで海に向かう時間がたまらなく好きなんです。子どもの頃は家族だったり、父と子の時間だったりしました。いまは少し変わって、競技や仕事に向けて気持ちを切り替える時間ですね。好きな音楽を聴きながらゾーンに入っていく、クルマで過ごすそんな時間は僕のなかでとても大切なものです

GQ　Japan

と語られています。

Beats by Dr. Dre

「Beats by Dr. Dre」は、アメリカで誕生したヘッドフォンやオーディオ関係のメーカーです。

Beats by Dr. Dreでは、当時アスリートが活躍し、東京オリンピックに出場候補としてこれからが期待される日本代表候補3名を応援するということで、配信動画が作られています。

Beats by Dr. Dre（以下、Beats）が、オリンピックのニュー・スポーツ競技の選手を起用した日本オリジナルのオンラインのコンテンツを発信する。このコンテンツの主旨は、これからの活躍が期待されるアスリートを応援するというもの。東京オリンピックの日本代表候補でもある五十嵐カノア（サーフィン）、野中生萌（スポーツクライミング）、西村碧莉（スケードボード）の3人の映像作品を発信予定だ。

GQ　Japan

五十嵐カノアさんは、記事内のインタビューで、幼少期からBeastの製品を使用してきたと語られています。

Christian Dior

Christian Dior（クリスチャン ディオール）は、パリにある世界でも有数のファッションブランドです。

五十嵐カノアさんは、2019年3月に行われたAUSのWSLアワードにて、ディオールを着て登場しています。

世界トップサーファー五十嵐カノアが、世界有数の高級ファッションブランドクリスチャン・ディオール（Christian Dior）ファミリーに加わった。 サーフィンの世界とファッションの世界がコラボレーションを行っていく

sotoshiru

その後も、イベントなどでたびたびディオール姿を披露されているみたいですよ！

Delta Air Lines

Delta Air Lines（デルタエアライン）とは、アメリカのジョージア州・アトランタ市を本拠にするアメリカの大手航空会社の1つであります。

その中で、デルタ航空が五十嵐カノアさんを広告とした動画を公開しています。

デルタ航空は、羽田―ホノルル線のプロモーションの一環として、デルタ航空のブランドアンバサーを務めるプロサーファーの五十嵐カノア選手（木下グループ）を起用した動画広告を、ソーシャルメディアや屋外広告で展開しています。

DELTA NEWS HUB

FCS

FCSとは、高品質なサーフグッズでおなじみで、世界のサーファーたちに愛されているブランドです。

五十嵐カノアさんは、FCSのフィンを使い、CTに出場しています。

カノア五十嵐は FCS2のアルメリック AM LARGEをフィンによく選択しているようです。 やはりAMシリーズはCTサーファーにも人気ですね。

フィン王

G-SHOCK

G-SHOCKは、Casioの腕時計ブランドです。

過去に、五十嵐カノアさんをモデルとした限定のG-SHOCKを販売されています。

カシオ計算機は、耐衝撃ウオッチ“G-SHOCK”の新製品として、エクストリームスポーツをサポートする“G-LIDE（Gライド）”シリーズより、トッププロサーファーの五十嵐カノア選手のシグネチャーモデル第2弾『 GBX-100KI 』を11月5日に発売します。

Casio

Oakley

Oakleyは、サングラスやメガネなど、カリフォルニアにある老舗メーカーです。

Oakleyはサーフィン界ではパイオニア的存在となっている企業で、サーファーたちのパフォーマンスを支えています。

ブランド最新キャンペーンには、2020年東京オリンピックで初めてオリンピック種目として導入されたサーフィン種目でメダルを獲得したアスリートの1人として歴史にその名を刻んだTeam Oakleyのアスリートである五十嵐カノアを起用。

Oakley

OCEAN＆EARTH

OCEAN＆EARTHはオーストラリアで誕生した、40年以上続く老舗のサーフアクセサリーブランドです。

こちらも五十嵐カノアさんが愛用しているアイテムがデザインされ、販売されています。

日本人で唯一の CT 選手であり、先日の宮崎で行われたWSGではアイドル並みの人気を誇っていた五十嵐カノアも愛用、信頼するブランドでもある。

SURFIN　LIFE

Quiksilver

Quiksilver（クイックシルバー）は、現在はアメリカ・ハンティントンに本拠を構える老舗のサーフブランドです。

五十嵐カノアさんが12歳のころからスポンサーとして契約されており、長年の支援を受けている企業となります。

ボードライダースジャパンが展開する「クイックシルバー」が、五十嵐カノアとボードショーツ・ウェットスーツ・ライフスタイルウェアのスポンサー契約を締結した。

クイックシルバーは、幼い頃からサポートを続けてきた五十嵐カノアのさらなる活躍と挑戦を、ウェットスーツ、ボードショーツそしてライフスタイルアパレルウェアと妥協のない製品でサポートしていく。

THE　SURF　NEWS

Red Bull

Red Bullは、世界中のアスリートを支援するとても有名なエナジードリンクメーカーです。

Red Bullのホームページでは、五十嵐カノアさんを含めた日本代表3名の、アスリートとしてのドキュメンタリーをみることができます。

世界の頂点を目指して挑戦する数多くのアスリートたちを、 長年に渡ってサポートしているレッドブル。 「可能性を、 カタチにしよう。 」がテーマのRed Bull Join The Proプロジェクトのもと、 五十嵐カノア（サーフィン）、 中村輪夢（BMX）、 四十住さくら（スケートボード）の3選手の挑戦の裏側に密着した映像作品「POSSIBLE」をRed Bull TVで公開した。

Red Bull

Sharpeye Surfboards

Sharpeye Surfboardsは、世界のトップサーファーたちが多く使用しているサーフボードショップです。

五十嵐カノアさんは、シャープアイのボードを使用したその年に3位入賞を果たし、そこからシャープアイとリレーションシップが始まりました。

当時クイックシルバーのチームマネージャーだったチャド・ウェルズが、カノアの自宅に1本だけあったシャープアイ・サーフボードをボードバッグの空きスペースに入れてJ-bayに持たせた。結局、カノアは本番でそのシャープアイを使用し、3位入賞を果たす。そこから「マルシオ・ゾウビ」とのリレーションシップがスタートした。

THE SURF NEWS

SHISEIDO

SHISEIDO（資生堂）は、日本が世界に誇る化粧品の企業です。

五十嵐カノアさんは、資生堂が事業として展開している海洋保全活動「SHISEIDO BLUE PROJECT」のアンバサダーを務めています。

今回活動では、本プロジェクトのアンバサダーである五十嵐カノアをはじめ、世界のプロサーファー、サーフ系のインフルエンサー、地元の子供たちなど、計50名以上が参加。
また、ポルトガルで海洋保護活動を行う非営利団体「Hope Zones Foundation」および「SeaForester」とも連携。海洋保全に詳しい有識者から、海の汚れの元となる窒素やリンなどを吸着して海を浄化する役割を持つコンブの重要性・必要性を学び、実際にコンブの苗を海に放つレクチャーを受けた。

THE SURF NEWS

VISA

VISAは、世界でも有名な大手クレジットカード会社です。

東京オリンピックが延期された際、2021年までの契約延長が決定し、当時のTeam Visa全選手に対しての支援を継続することを約束していました。

また、五十嵐カノアさんは、Team Visaとして、2024年のパリオリンピックまで支援されることが決定しています。

クレジットカード大手のVisaが、東京オリンピックの延期を受けて、五十嵐カノアをはじめ各国の東京五輪代表候補からなるTeam Visaアスリートとのスポンサー契約を、2021年まで延長した。

同社はTHE SURF NEWSの取材に対して、「Team Visaとして（全選手を対象に）契約延長をした。アスリートのサポートを継続していく姿勢を示したい。」とコメントした。

Team Visaメンバーには、五十嵐カノアのほか、競泳の瀬戸大也、BMXの中村輪夢をはじめ、日本では10選手。世界では51の国と地域から全85名以上の選手がいる。

THE SURF NEWS

現在はこの企業と契約されているようです。

五十嵐カノアの収入基盤はシャープアイボード

読売新聞オンライン

さて、五十嵐カノアさんがたくさんのスポンサーと契約されている中、現在使用しているサーフボードは、スポンサーの紹介でも名前があった「シャープアイサーフボード」です。

契約しているスポンサーの中でも、シャープアイサーフボードとの出会いは、五十嵐さんの生活を変えるのに大事な要素だったことがわかっています。

では、シャープアイと契約するに至った経緯などについて紹介していきましょう。

シャープアイと契約の経緯

スポニチ

五十嵐カノアさんはシャープアイサーフボードに出会う前、17歳でCT入りを果たしています。

ツアー2年目でパイプラインで2位入賞するなど、快挙を成し遂げてはいましたが、年間ランキングは22位でQSのラインギリギリと苦しみ、ツアー3年目の2018年前半までは、第5戦までに3回の最下位を取るなど、苦戦されていました。

この時、CTでパフォーマンスを残すにはどうするべきか、自分の使っていたサーフボードに疑問があった五十嵐さんは、他のサーファーが使うボードをテストするなど、自身に合っているボードを探していたといいます。

そんな中、当時のチームマネージャーのチャドさんが、五十嵐さんの自宅に1本だけあったシャープアイのボードをバッグの空きスペースへ入れ、持たせたそうで、そのシャープアイボードを本番で使用した五十嵐さんはなんと3位入賞を果たされました！

実は、シャープボードは他のトップサーファーの方たちも使用している優れたサーフボードで、東京オリンピックでは出場した選手のうち、最多の9人が使用していたらしいです。

その後も、五十嵐さんはシャープアイサーフボードを使用し、大会に挑んでいるとのことで、現在の五十嵐さんのサーフスタイルもシャープアイを使い始めてから確立されたと思われます。

日本法人社長は父親

さて、シャープアイサーフボードはいつ創設されたのでしょう？

創設されたのは、1992年でアメリカ・カリフォルニアのサンディエゴにて「マルシオ・ゾウビ」さんによってスタートしました。

そして、日本でも「シャープアイサーフボードジャパン」が作られ、その社長を務めるのは五十嵐カノアさんの父、「五十嵐勉」さんです！

文春オンライン

東京の下町で産まれ、中学のときにサーフィンを始めたそうで、プロサーファーを目指していたそうです。

ですが、プロはあきらめ、フィットネストレーナーとなり、1995年に渡米されました！

その2年後にカノアさんは産まれたそうです。

現在は、シャープアイの日本法人の社長を務め、カノアさんのマネージャー、フォトグラファー、デザイナー、ユーチューバーなど、色んな分野で才能を発揮しているそうです。

五十嵐カノアの今の年収は結局いくらなの？

CQ Japan

さて、五十嵐カノアさんが大会の賞金にスポンサー契約などで、たくさんの収入を得ているというのはなんとなくわかっているでしょう。

では、五十嵐カノアさんの現在の年収って結局いくらになっているのか気になるところですね！

スポンサーとの契約に、サーフィンの大会、それに五十嵐さんは東京オリンピックで銀メダルを獲得したため、年収は5億を超えると言われています！

内訳を調べてみると

また、その5億と言われる話は、噂ではなく、ネットニュースになるほど信憑性がある話となります。

国内で活動している選手とは稼ぐ金額が２ケタ違う。日本国内の大会にすべて優勝しても500万円ほどですが、CTの賞金は１試合1000万～1500万円。CTを転戦している選手と国内のプロでは、収入は10倍以上違うと思います

日刊ゲンダイDIGITAL

日本で一番のプロサーファーになると、ここまでの収入を得ることが可能なのですね。

セレブな生活ぶりを紹介

さて、ここまで年収を稼いでいる五十嵐カノアさんですが、セレブな生活をされているそうですよ！

五十嵐カノアさんは、17歳の時点で、ご両親のためにカリフォルニアに自宅を購入されています！

youtube

また、カリフォルニアの自宅だけでなく、ポルトガルにも別荘を2軒持っているのだとか！

さらに、五十嵐カノアさんが乗られている車は「アウディ」です！

SUEF MAGAZINE

どうやら子供のときから、アウディにあこがれていて、プロとして成功したら乗ろうと思っていたそうですよ！

子どもの頃からアウディのルックスに憧れていて、成功したら乗りたいと思っていたんです。シャープなヘッドランプとか、がっちりとしたフロントグリルが強さをアピールしているようで格好よかった。7年前だったかな、17歳のときにWSL（ワールド・サーフ・リーグ）の大会で優勝して、念願のAudi Q5をじぶんにプレゼントしたんです。僕のファーストカーでした

GQ　

努力し、プロになって成功することができたので、しっかりと夢をかなえることができたのですね！

まとめ

今回は、五十嵐カノアさんについている契約スポンサーや、収入を支えてくれるシャープアイのことやその生活っぷりについてまとめてみました！

今回のことで、以下のことが分かったのではないでしょうか。

パリオリンピックにも出場が決定し、これからもサーファーとして第一線を走っていくことでしょう！

これからも五十嵐カノアさんには頑張ってほしいですね！

最後までご覧いただきありがとうございました！