マツコ・デラックスの引退説はなぜ?共演NGがない重鎮との面白いレギュラー番組

マツコデラックスの引退説はなぜ?共演NGがない重鎮との面白いレギュラー番組

毒舌の女装家としてテレビで見ない日がないほどの活躍をしているマツコ・デラックスさん。

出演するレギュラー番組はどれも人気で長期間にわたって放送を続けています。

ネット人気に押され、以前ほどの絶対的な存在ではなくなったテレビ局側としても、是が非でも起用し続けたいタレントのひとりです。

しかし、そんなマツコ・デラックスさんには、常に”引退説”がついて回っています。

それはレギュラー番組からの降板や、本人の発言が噂の原因なようです。

今回は、マツコ・デラックスさんの引退説について調査していきたいと思います。

  • マツコ・デラックスの引退説はなぜ?詳細を検証した!
  • 出演番組と絡んできた重鎮たち
  • 共演NGは誰?なぜ?
目次

マツコ・デラックスの引退説はなぜ?詳細を検証した!

マツコ・デラックスさんの引退説の噂はどうしてなのでしょうか?

そのひとつは、『ホンマでっか!?TV』の不可解な降板と言われています。

また、マツコ・デラックスさん自身がテレビで、「テレビを辞めたい」と発言しています。

それでは、マツコ・デラックスさんの引退説について調査していきたいと思います。

引用:週刊女性PRIME

『ホンマでっか!?TV』降板が発端

数多くあるマツコ・デラックスさんの引退説の発端のひとつが、『ホンマでっか!?TV』の降板だと言われています。

マツコ・デラックスさんは、2010年から10年間レギュラーとして”ホンマでっか”に出演していました。

その降板の仕方が波紋を呼んでいます。

発端は、10年に亘りレギュラー出演していた『ホンマでっか!?TV』(フジ系)を、9月16日放送で何の予告もなく卒業したことだ。降板理由についても触れられなかったため、不穏な憶測が噴出した。

引用:現代ビジネス

最後の出演になった放送では、エンディングのテロップとナレーションで卒業とだけ伝えられました。

9月16日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)で、10年間レギュラーを務めたマツコ・デラックスの番組卒業が、番組エンディングに突如5秒間ほどのテロップで発表され「10年間、ありがとうございました」とナレーションが入ったことから、思わず「えっ?」と驚きの声を発した人もいただろう。

引用:アサジョ
ホンマでっかTVの様子
引用:ナタリー(ホンマでっか!?TVのスタジオの様子)

マツコ・デラックスさんが売れっ子タレントになる前から10年間にわたって出演してきた番組の最後の出演としては、だいぶ違和感のある発表でした。

そのため、様々な憶測が飛び交いました。

フジテレビの局員が、真相をこう明かす。

「番組の総合演出を手掛ける鈴木善貴氏が9月いっぱいで外されることになり、マツコが猛反発したのです。

マツコは『番組の立ち上げから関わる彼でなければ番組は維持できない』と主張しましたが、受け入れられなかった。怒って、番組を降りてしまったのです」

マツコは、番組の知名度や出演料よりもスタッフとの付き合いを大事にすることで知られている。だが、この一件に関しては単なる「人情話」では済まないだろう。

「スタッフが替わるからといって番組を降りるなんて前代未聞です。視聴率にも影響を与えるはず。それでも降板したというのは、もはや芸能界に未練はないということ。

引用:現代ビジネス

マツコ・デラックスさんは、共演者やファンだけでなく、スタッフも大事にすることで知られています。

長年一緒に番組作りをしてきたプロデューサーの降板を理由にするのも、納得のいく理由ではないでしょうか。

しかし、”ホンマでっか”の降板理由は、のちに共演者のさんまさんが、こう話しています。

卒業理由について特に説明がなかったことに関して、さんまは「たいそうな事ではない」と前置きし、「マツコは実は5年前から『ホンマでっか』辞めたかった。でも、俺との付き合いもあるし、(辞めたいと言ってから)一生懸命5年も頑張ってくれたんですよ」と説明。また、「本当は5年前にやめて、今年コロナがなかったら舞台とかもやっていきたいらしい。俺ともし番組やるとしたら『(お笑い)向上委員会』みたいなことしたいらしいのよ」とマツコの“やりたかったこと”を代弁した。

引用:ORICON NEWS

また、さんまさんは、マツコ・デラックスさんが出演番組数を減らして、舞台をやる計画だったことも明かしています。

マツコ・デラックスさんはテレビで活躍する前は、ミッツ・マングローブさんとショーで全国行脚をしていました。

再びその舞台に戻りたいという気持ちを持っていたいようです。

しかし、コロナの影響もあり、舞台を実現することはできませんでした。

マツコ・デラックスさんとさんまさんは、その後、2021年4月からふたりの冠番組『週刊さんまとマツコ』で再共演を果たしています。

人見知りが原因?

マツコ・デラックスさんの人見知りが激しい性格は有名です。

そのため、番組は、信頼できるスタッフとしたいという思いがあるそうです。

マツコ・デラックス
引用:週刊文春

「マツコは非常に人見知りが激しく、本当に信頼できるスタッフとしか仕事がしたくないという本音があるようです。フジやテレ朝の番組は終了しましたが、日テレで新番組が始まるのはそうした背景もあるのでしょう。自分をブレークさせてくれた日テレには強い恩義を感じているようです。ネットフリックスの件も、懇意にしているスタッフによる企画だったようです」(キー局編成関係者)

引用:日刊ゲンダイDIGITAL

Youtubeやネットフリックスなど、若者を中心にテレビ離れをしている昨今、テレビ業界は以前ほどの影響力を失っています。

また、コロナ禍では番組がスケジュール通り進行しないといったイレギュラーもあり、大きく変動しました。

そうした中で、番組改編やスタッフの入れ替えなどは、以前よりシビアに行われているのではないでしょうか。

安心して仕事をしたいと思うマツコ・デラックスさんにとっては逆風となっています。

こういった環境が、マツコ・デラックスさんの後ろ向きな発言につながっているのかもしれないですね。

マツコ・デラックスのテレビやめたい発言

マツコ・デラックスさんの引退説の一番の根拠は、マツコさん自身が「テレビやめたい」と言っていることです。

24年3月18日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で『もう本当に…テレビやめたい』『つまんないんだもの』と“愚痴”を連発しています。

引用:週刊女性PRIME

マツコ・デラックスさんが番組内で文句や愚痴を言うのは、いわば芸分となっていますが、どこまでが本音なのでしょうか。

マツコ・デラックスさんは、以前より引退について発言しています。

昨年のマツコ会議でもこう発言しています。

 マツコは“毒舌キャラ”として今もテレビに出続けているが、昨年11月13日放送の『マツコ会議』(日本テレビ系)では、本音が漏れたことも。テレビにおける自身の身の振り方について、「いろいろ考えているのよ。どのタイミングで身を引こうかなってずーっと考えている」「自分も結構、追い詰められているから」などと吐露したのだ。

引用:サイゾーウーマン

そして、毒舌キャラでブレイクしたマツコ・デラックスさんにとって、ご時世的にも難しい部分があります。

現代の若者に、マツコ・デラックスさんのような毒舌キャラの親和性は悪いようです。

現代の若者は傷つきやすいのか、「有吉やマツコが女子アナをいじめている」「パワハラだ!」と解釈することもあるのではないだろうか。それがSNSで拡散されると、番組を見ていない人もノリで加担して、炎上しないとも限らない。

引用:サイゾーウーマン

これまで武器としていた芸風が受け入れられなくなってきたことも居心地の悪さにつながっているかもしれませんね。

しかし、マツコ・デラックスさんはブレイク当初からテレビにしがみつくつもりはなかったことは、本人の発言からもわかります。

それは人気商売で需要がなくなればいつ首を切られてもおかしくない芸能界という世界を誰よりも理解しているからではないでしょうか。

「週刊女性」(主婦と生活社)の直撃を受けたマツコ・デラックス自身が、「みなさんにとっては突然なのかもしれないけれど。アタシも次の人生を考えるときに、このままだと身動きがとれないからね。だから降りられるものは降りようとしていますよ。なんかしがみつくのも嫌だし、もっと若い人に頑張ってもらわないといけないわけだから」と心境を吐露している。

引用:サイゾーウーマン

そういう意味では、自分の引き際をよく理解しているのかもしれませんね。

ただ、ファンとしてはいつまでもテレビで活躍したほしいと思ってしまいます。

マツコ・デラックスと出演番組で絡んできた重鎮たち

マツコ・デラックスさんの魅力のひとつは、テレビ業界の重鎮たちと対等に接することができる点ではないでしょうか。

マツコ・デラックスさんは、さんまさんやタモリさんなどテレビ業界をトップで引っ張ってきた大ベテランの方々との共演も多くしてきました。

ここからは、マツコ・デラックスさんと共演者について調査していきたいと思います。

マツコ・デラックスと明石家さんま

さんまとマツコ
引用:毎日新聞

明石家さんまさんとは、『ホンマでっか!?TV』がレギュラー化した2009年10月から共演。

その後、2020年までの10年間共演したのち、2021年からは『週刊さんまとマツコ』で共演しています。

本番組の立ち上げについては、前出の『ホンマでっか!?TV』でマツコが降板する際に、マツコ側から「なにか一緒にやりたい」という希望があったことが発端となっている。これを受けてさんまと「どっかで何かやる?」という会話になったが、その際にマツコがTBSテレビプロデューサーの江藤俊久の名前を挙げたことをきっかけに、さんまが吉本興業を介さずに直談判するなど話が進み、すぐに番組の立ち上げが決まったという。

引用:Wikipedia

マツコ・デラックスと島崎和歌子

マツコと島崎和歌子
引用:スポニチ

マツコ・デラックスさんの親友として知られているのが、島崎和歌子さんです。

おふたりはお付き合いしているわけでも、恋愛対象でもないのですが、将来結婚するお話をしているそうです。

次の豪快エピソードとして「親友のマツコ・デラックスと将来の結婚を約束!?」と紹介されると、島崎は「戸籍上問題ないねって2人で話をしていて。マツコも一人じゃないですか」と告白。MCを務めるお笑いコンビ、ハイヒールのリンゴ(59)から「マツコさん最近、よう弱気なこと言うてはりますよね」と水を向けられると「コロナになってずっと閉じこもっているとしゃべる相手がいないから、それがね~」とうなづき「老後は田舎のほうでお家建てて。自然豊かなところでゆっくり過ごそうかって。ちゃんと生きていくんで」と語った。

引用:サンスポ

でも不思議なことに、おふたりはプレイベートなお付き合いはほとんどないそうです。

というのも、マツコ・デラックスさんがもともと出不精なことが原因のようです。

マツコ・デラックスと有吉弘行

有吉弘行とマツコ
引用:テレビ朝日

マツコ・デラックスさんは、有吉弘行さんとは、『マツコ&有吉の怒り新党』が本格的な共演の始まりでした。

”怒り新党”は、2011年4月から2017年3月まで放送され、その後『マツコ&有吉 かりそめ天国』として生まれ変わって、現在も放送されています。

怒り新党は、”視聴者からの「ちょっと腹立つけど、これ怒っていいですか?」という投稿”に対してリアクションをするというふたりの芸風にマッチした番組していました。

同じタイミングで毒舌キャラとしてブレイクしたふたりにとって、相乗効果でより人気になりました。

マツコ・デラックスと村上信五

マツコと村上信五
引用:クランクイン

村上信五さんもマツコ・デラックスさんの盟友のひとりです。

村上信五さんとは、2012年4月から『月曜から夜ふかし』で共演を開始しました。

”夜ふかし”は、株主優待で暮らす桐谷さんやフェフ姉さんなど数多くの名物キャラクターを誕生させた番組です。

マツコ・デラックスと若林史江

マツコと若林史江
引用:X(旧ツイッター)

デイトレーダーの若林史江さんとは、「5時に夢中!」(TOKYO MX)で月曜コメンテーターとして共演しています。

マツコ・デラックスさんは若林史江のことを「恐ろしいほど世間を知らない」「ものすごくバカ」と評しているものの、決して馬鹿にすることはなく、とても息のあった掛け合いをしています。

マツコ・デラックスと友近(水谷千重子と浜ローズ)

水谷千重子と浜ローズ
引用:Yahoo!ニュース

マツコ・デラックスさん似で知られる浜ローズさんは、友近さん似で知られる水谷千重子さんのコンサートにゲスト出演しています。

水谷千重子さんと浜ローズさんは、「赤坂の乱」以来30年ぶりの共演だったそうです。

もちろん30年前はマツコ・デラックスさんも友近さんもデビューしていませんでしたので、これは浜ローズと水谷千重子の設定上のお話です。

マツコ・デラックスとの共演NGは誰?なぜ?

数多くの重鎮と共演してきたマツコ・デラックスさんですが、共演NGの噂もよく耳にしますよね。

今回は、その中から美輪明宏さん、田中みな実さん、稲垣吾郎さんとの共演NGについて調査していきたいと思います。

どうしてこの3人と共演NGと言われているのでしょうか?

マツコ・デラックスと美輪明宏

マツコ・デラックスさんと美輪明宏さんは、マツコさんの事務所側から共演NGを出しているようです。

それには意外な理由がありました。

なぜNGなのかというと、「事務所の意向です。マツコが美輪さんに憧れているのは知っているけど、いざ共演させようものなら、マツコのズバリとした物言いは一切なくなるし、何でも『美輪様の言うとおりです』になっちゃうでしょ。マツコの良さが出ない。だから、マツコにはかわいそうだけど、心を鬼にして共演させないというスタンスでいるんだそうです」と同関係者。

引用:東スポ

マツコ・デラックスさんは、美輪さんのことをかなり尊敬しているのですね。

共演がなくても、収録などで同じ社屋にいるときは、必ず楽屋に挨拶をしにいくようです。

そんなおふたりですが、偶然テレビ局の通路で出くわし、共演したことがあります。

引用:ネット画像検索

美輪は、同番組でMCの梅沢富美男と対談したが、それを終えてフジテレビ湾岸スタジオ内を歩いていたところ、別収録で訪れていたマツコと遭遇。その瞬間を、美輪に密着していたカメラが捉えていた。

引用:マイナビニュース

美輪さんは『梅沢富美男のズバッと聞きます!SP』の密着取材中でした。

すごい偶然ですね!

この時のマツコ・デラックスさんは、普段の毒舌キャラとは違い、相当恐縮していたのが印象的です。

マツコ・デラックスと田中みな実

マツコと田中みな実
引用:週刊女性PRIME

マツコ・デラックスさんと田中みな実さんも共演NGと言われていました。

というのも、番組内でマツコ・デラックスさんのツッコミを田中みな実さんがうまく対応できなかったため、マツコ・デラックスさんがいじめたように見えたためでした。

きっかけは、’11年の『さんまのホントの恋のかま騒ぎ』(TBS系)。ぶりっこキャラをつっこまれた田中が泣き出し、マツコがいじめたような構図になった。田中は7年後、自身がMCを務める番組で「反省してる」として、

「そこからマツコさんが私を“共演NGだ”みたいなことになってるみたいなんですけど……(次の機会があれば)もっとひょうひょうとうまくやると思う」

引用:週刊女性PRIME

この翌年には、『ホンマでっか!?TV』で共演することになりましたが、かま騒ぎでのやりとりもあったことから、”天敵”として、うまく盛り上げたそうです。

マツコ・デラックスと稲垣吾郎

稲垣吾郎とマツコ
引用:アサジョ

マツコ・デラックスさんと稲垣吾郎さんにも共演NGの噂が出ていました。

こちらの真相はあきらかになっていて、週刊文春の捏造だったそうです。

稲垣吾郎さんがSMAPを脱退して、『新しい地図』として新しい再出発をした頃です。

ジャニーズ事務所の“圧力”疑惑と、テレビ局の“忖度”問題が浮き彫りになった頃で、そのことについて文春がマツコ・デラックスさんに直撃取材を行いました。

この時の取材の内容を文春側が、都合のいいように書き換えたそうです。

実際にマツコ・デラックスさんと稲垣吾郎さんは、仲が悪いわけではなく、当時の事情もあって共演は叶わなかったそうです。

マツコ・デラックスの引退説はなぜ?共演NGがない重鎮との面白いレギュラー番組【まとめ】

今回は、マツコ・デラックスさんの引退説と数々の重鎮との共演について調査してきました。

最後にまとめです。

  • マツコ・デラックスの引退説の発端はホンマでっかの降板や本人の発言から
  • ホンマでっかの降板は、降板の5年前から悩んでいた
  • マツコ・デラックスさんはレギュラー番組を減らしてショーで全国を回りたかった

最後までお付き合いいただき、まことにありがとうございました。

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